Oさんの高校時代
高校には無事入れましたが、周りはヤンキーっぽい人ばかりで正直恐かったが偶然後ろの席の男子がゲーム好きで『ファイアーエムブレム』や『ゼルダの伝説』などが好きな人でした。その男子の友達が、少年サンデーのファンであり、アニメもそこそこ見ている人で面白く、3人で楽しい日々を送っていました。
部活に『アニメ部』があり、入部し、自己紹介でゲームが好き、という事で『メタルギアソリッド2』、アニメは『頭文字D』を挙げると部員は喜んで迎えてくれました。初めて、自分を認めてくれたという嬉しさはありました。部員は自他共に認めるオタクで秋葉原が聖地と言い、様々なアニメを語っていました。ここでオタクを初めて知り、少し興味を持ちました。クラスの方はオタク寄りのグループでクラスの中では外れていました。
ですが、アニメ部の部員とは話をしくなかで、イマイチ話があわず、僕の話は消され、彼らの話題(セーラムーンとかガンダムのマイナーな話題)になっていました。彼らのリュックの中には、『ときめきメモリアル』(だっけ?)とか、マイナーなアニメグッズや資料とかが入っていました。彼らをみて初めて正直『恥ずかしい』『気持ち悪い』と思い初めました。文化祭でアニメ部はガンプラやセル画の展示でした。彼らはかなり張り切ってました。『俺はアニメが生き甲斐だ〜』みたいな感じです。僕らは『そこまでは真似できないなー』でした。
彼らは卒業して仕方なく僕が部長をやりました。活動は後輩に任せ僕らは一般なアニメを流しトランプやUNOをしてました。マイナーなアニメや秋葉原には興味がありませんでした。文化祭は僕らと後輩で何とかしましたが、客?やアニメ部のOBは秋葉常連のオタクばっかりでアニメ部OBには正直、ムカつきました。その時からオタクにはなりたくないなと意識しました。
ただその時点ではまだ『依存しなければいいや』としか思っていませんのでそのまま就職活動の時期になりました。面接分のコミュニケーションだけは何とかハローワークに教えてもらって、就職には成功しました。