アシナガバチの 飼育観察の方法です !!
一度は飼って見よう !! スズメバチやアシナガバチ !! 趣味のペットとして 子供達の自由研究として正しい知識と対応で飼育すれば、全く
危険無く安全に飼育観察が出来ます スズメバチ科の蜂達は他に類の無い独特の社会生活の営みを観察する事が出来ます とても興味
深い昆虫なのです 手始めにアシナガバチから飼育して見ませんか
アシナガバチの巣は4月から5月に掛けての女王蜂単独の巣を見付けて持ち帰ると良いでしょう
持ち帰る巣は、これ位の大きさが最適です 女王蜂が巣に居るところを、そっと近寄ってビニール袋
か網等で囲って木枝に巣が付いたままで持ち帰りましょう 女王蜂は温和ですが刺されない様に注意 !!
持ち帰り後は上手に袋の中から巣のみを取り出します 袋を持って蜂に刺激を加えると巣から離れて上
方に向かって逃げるので袋の下部より巣のみを取り出せば簡単に出来ますよ。
その後は直ちに巣を接着剤か細い針金で適当な場所に固定します ※固定場所は直射日光や雨の当たらない場所で窓際等の観察のし易い場所を選ぶ事が
大切です 木箱や水槽に入れても良いでしょう 当然、人の出入の多い場所は不向きです
固定できましたら次に袋の中の蜂を巣に戻します 蜂の入ったままの袋を蜂を逃がさない様に細心の注意を払いながらそっと巣に被せます 巣に戻って蜂が落ち着
いてからゆっくりと袋を取り去りますが ここが最も肝心なポイントです 少しでも巣を揺らしたり振動を与えると蜂は興奮して直ぐに逃げ去ってしまいます 時間を掛
けて息を止めて慎重に行って下さい 成功すれば後は蜂任せです。
初めて巣から飛び出す時に記憶飛行と言いまして、巣の方向に頭を向けながら飛ぶ様なら成功です 必ず再び巣に帰って来ます 無視して一直線に飛び去った場
合は失敗です 二度と巣には戻って来ません。 餌を運ぶ様子や餌やりの様子、巣造りの様子を楽しんで下さい。 巣に振動を与えない限り蜂は刺しません 動く
者には反応しますが視力は2m程度です 動かなければ巣から1m以内に接近しても大丈夫です。 その後巣は大きく成長しますが8月一杯で終了します 終了
した巣では殆ど蜂達は動かなくなって、少しづつ数が減少して廃巣になります 翌年は絶対に使用しません