上級向き スズメバチの飼育観察の方法です !!
※ アシナガバチ飼育経験者に限ります
一度は飼って見よう !! スズメバチやアシナガバチ !! 趣味のペットとして 子供達の自由研究として正しい知識と対応で飼育すれば、全く
危険無く安全に飼育観察が出来ます スズメバチ科の蜂達は他に類の無い独特の社会生活の営みを観察する事が出来ます とても興味
深い昆虫なのです 手始めはアシナガバチの巣から始めて十分に慣れてきたらスズメバチ飼育に挑戦してみませんか。
スズメバチの巣の採集はとても危険ですし、飼育も周りの環境によっては不可能ですので必ず飼育経験者の
指導を受けてからの飼育をお勧め致します。 ※当方に御相談下さい
初めての方は、性質のおとなしいヒメスズメバチかコガタスズメバチをお勧め致します 特にコガタスズメバチが容易
キイロスズメバチは、とても危険ですし周りにも迷惑をかける恐れがありますのでお勧めできません
オオスズメバチは、かなり遠方の山中に餌集めに行くので飼育には向きますが、経験者以外ですと油断が生じて
事故が予想されますので最初から飼育する事は止めた方が良いと思います。
採集する巣は、7月頃の働き蜂が5匹程度産まれたソフトポール大以上の巣が最も良いでしょう
採集は夜になってから行います 予め見付けておいた巣の出入り口の穴の位置を確認しておくこ
とも大切です 万一に備え防護服を着て行いましょう 巣に絶対に振動を与えない様に慎重に
巣に近寄り、素早く巣穴にティッシュや綿等を詰め込みますが、少しでも力を加え過ぎると巣穴は
意図も簡単に壊れてしまい中から次々とハチが出てきて失敗に終ってしまいますので注意が必要
です 万一失敗した時は2日後位に巣穴が補修されている事を確かめてから再挑戦です!
成功すれば後は、慎重に巣の付いている枝等を切断して枝ごと巣を持ち帰れば終了です。
持ち帰った巣は、早々に針金等で適当な場所に固定するか、巣箱の中へ収容すれば出来上がりです 出入り口の栓は、巣を固定後から暫く時間をみてから取り外し
ましょう 直ぐに外すと慌てた働き蜂等が飛び立ち巣には二度と帰って来なくなります 必ずハチが落ち着いてからそっと外す事が最も肝心です。