クロスズメバチの 飼育観察の方法です !!
一度は飼って見よう !! スズメバチやアシナガバチ !! 趣味のペットとして 子供達の自由研究として正しい知識と対応で飼育すれば、全く
危険無く安全に飼育観察が出来ます スズメバチ科の蜂達は他に類の無い独特の社会生活の営みを観察する事が出来ます とても興味
深い昆虫なのです 手始めはアシナガバチから飼育からお勧め致しますが、次にとても小さくて大人しいクロスズメバチに挑戦してみませんか
クロスズメバチの巣はアシナガバチの巣と違い、働き蜂の沢山産まれて来る6月下旬から7月に掛けての
ソフトボールの大きさ以内の巣から始めると良いでしょう ※小さ過ぎると女王蜂が逃亡する場合有り
クロスズメバチはとても小さいので目で後を追う事は非常に困難ですので、ハチ追いと言う方法で
巣を見付けます 蜂の飛んできそうな場所に新鮮な魚等の切り身を吊るします
飛んで来た蜂は切り身を噛み砕いて団子を作り巣に持ち帰りますが、その時に予め作っておいた
団子に目印を付けてハチに咥えさし、巣に持ち帰る後を走って追いかける方法です ※ここでは
詳細は書きませんが、特に詳細を知りたい場合はメール等にてお問い合わせ下さい。
巣を発見したら次は、巣の採集ですが 全くハチを殺したり傷つけたりしない様に生堀りと言う手法により採集しますが、経験者が居ない場合は大変に危険である
と同時に先ずは無理ですので必ず経験者と同行して下さい。 ※各地にハチ追いのグループ等がありますのでネットで検索すれば良いです ※勿論、当方も
ハチ追い行ってますので遠慮無く御相談下さい。 防護服等を用意しなければ採れませんので準備が必要です 巣はスコップや鎌で根気よく壊さないように
丁寧に時間をかけて掘りあげます 掘った巣は持ち帰り用の木箱に採集した巣を固定して家へ持ち帰ります
持ち帰った巣は素早く飼育用の巣箱の中へ収納して完成です 出入り口のゲートを開けると同時に働き蜂達は早速巣箱の周りをグルグルと回り出し、記憶飛行
を開始します ※記憶飛行とは 巣の位置方向を覚える為に巣を中心に段々と遠ざかりながら脳に記憶する行動です。
巣箱の置き場は、直射日光を避けた場所に置かなければ真夏に暑さで死んでしまいます 樹木の下や家の北等が適しています
クロスズメバチの巣は1月前までの長期間の観察が出来ますのでお勧めです。