生活習慣病っていつ頃からいわれるようになったの?以前は成人病といわれていましたが、癌、心臓病、脳卒中、糖尿病等のこれらの病気は食生活、喫煙、飲酒、運動不足などの生活習慣に起因することが多いということで、1997年当時の厚生省は生活習慣病という病名に改めました。花粉症と同じく日本独自の病名で、従って英語の病名はなく医学書にも載っていないです。ほぼ同じ意味での国際的な病名にメタボリック症候群があります。日本ではメタボ(病)で有名ですね。そのメタボリック症候群も本来の意味は代謝異常症候群ですが、なぜか日本語訳になると内臓脂肪症候群となっちゃいます。一般の人に分かりやすくしたつもりなのでしょうが、英語が少しわかる人にはかえって混乱しますね。
またそのメタボの(おかしな)診断基準の1つに復囲測定があります。男性85cm、女性が90cm。ひょっとして男女逆じゃないの?と疑いたくなるほどです。確かに女性は多少脂肪が多くても仕方がないのはわかりますが。男性は肥満でなくてもかなりの人が85cm(なにせ身長無関係なんです)を越えており、女性はよほどの肥満の人でないと90cmは越えません。以後制作中です。
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