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解答編 |
A1.ヘンペルのカラスとして有名である。つまり黒くない鳥はカラスでないという命題の真偽を調べればよい。その為には世界中の黒以外の色のあらゆる鳥を見つけてカラスでないことを確認すればよい分けである。実際にはカラス以外の鳥を世界中一匹残らず全て探し出して、鳥の色を調べること事態が現実的には全く不可能なことではありますが。..しかし理論上は正しいとされています。
追加。この理論とは無関係であるが、この話にはオチがあって突然変異で生まれた白いカラス(白変種)が東南アジアで生息しているという。
A2.明日試験があることが予想できないことが前提条件である。このことから、もし木曜日まで試験が行われなかったら、明日の金曜日しかないため金曜日が試験と予想できてしまうために試験が出来ないことになる。
次に水曜日まで試験がなかった場合、明日(木曜日)なければ金曜日はないことが分かっているので、明日しかないことになる。つまり明日しかないと分かってしまうために木曜日も試験が出来な い。このようにして火曜日も木、金がないのが分かるので水曜日しかないことが分かり試験が出来ない。以下月曜日も同様である。最終的には日曜日の時点で月曜日しかないことが分かってしまう為に月曜日も試験が出来ない。よって月から金まで試験が出来ない。
つまり先生が、来週の月曜日から金曜日の間に抜き打ちテストを行う、と云った時点で試験が出来ないことになってしまう。
しかし、これは様相論理の決定不能な命題を元にした間違った推論と云われている。
A3 .(1)freedom は過去においても、そして現在も妨害、制限、抑圧の全くない状態。広い意味での自由。
空を鳥が自由に飛んでいるという時は freedom を使う。
しかし libertyには、過去において抑圧があったことを暗示させたり、以前に束縛された時があったが今は解放されている。その解放された今の状態に重きをおいた(消極的な)自由である。
ですから"自由の女神"を the statue of freedom といわず the statue of liberty と呼ぶ由縁 がそこにある。アメリカはイギリスの束縛(植民地)から解放され自由を得た国だから。
(2)destiny は 普通の運命(中立的、またはどちらかといえばややプラス)、例えば、来世の運命を決める行動を取れ、とか、君はいつか僕と結婚する運命にあるよ、というときは
destiny を 使う。それに対して fate は将来において絶望、破滅、死とか良くないことを暗示させる運命の時に使います。例えば、何らかの理由で最愛の人との別れが強く予感(将来の絶望)される時”これから我々二人の運命はどうなるのだろう”と云うと時は
fate を使う。
ちなみに fortune と云う言葉も運命ですがこれは輝かしい未来が待っている幸運という運命の時に使います。
A4.3./1415926535/8979323846/2643383279/5028841971/6939937510/5820974944/5923078164
/0628620899/8628034825/3421170679/ 覚え方は後ほど公開。
またπに近い3桁の分数は 355/113 で 3.141592 まで一致しています。すごいですね。
A5.億(おく)、兆(ちょう)、京(けい)、垓(がい)、杼(じょ)、穣(じょう)、溝(こう)、澗(かん)、正(せい)、載(さい)、極(ごく)、恒河沙(こうがしゃ)、阿僧祇(あそうぎ)、那由他(なゆた)、不可思議(ふかしぎ)、無量大数(むりょうたいすう)
.... 本当の正しい杼(じょ)は禾編(のぎへん)です。漢字がないのですみません。
A6,割(わり)、分(ぶ)、厘(りん)、毛(もう)、糸(し)、忽(こつ)、微(び)、繊(せん)、沙(しゃ)、塵(じん)、埃(あい)、渺(びょう)、漠(ばく)、糢糊(もこ)、逡巡(しゅんじゅん)、須臾(しゅゆ)、瞬息(しゅんそく)、弾指(だんし)、刹那(せつな)、六徳(りっとく)、虚空(こくう)、清浄(せいじょう)、阿頼耶(あらや)、阿摩羅(あまら)、涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
A7.あなたはどちら(の村または入り口)から来ましたか?と聞けば、どちらも正直村を指す。
この問題は簡単でしたね。
A8. 解答
1つの正解を紹介いたします。
どちらかの入り口の門番にこう質問します。"向こうの門番は”こちらが天国への入り口だ”と答えますか?です。そして答えが”いいえ”ならそのまま入り、”はい”なら反対側の入り口に入れば天国に無事行けることが出来ます。
説明 場合は4通りあります。1.地獄の入り口で正直門番、2.地獄の入り口でうそつき門番。3.天国の入り口で正直門番、4.天国の入り口でうそつき門番。
解説
(”はい”の答え)
1.地獄の入り口でこちらの門番が正直な場合、向こう側はうそつきです。当然向こう側の門番はうそをついて反対の”はい”と答えるはずです。正直門番はその通りに正直に”はい”と云うと答えます。
2.地獄の入り口でこちらの門番がうそつきの場合。向こうの門番(正直)は天国の入り口ではないので、”いいえ”と答えるのがこちらの(うそつき)門番は分かっていますから、うそをついて、その反対の答えで”はい”と答えることになります。よって1,2はどちらも”はい”という答えになります。
(”いいえ”の答え)
3.天国の入り口でこちらの門番が正直な場合、反対側はうそつきですから、反対の”いいえ”と答えるのが分かっていて正直門番はそのまま正直に”いいえ”と云うと答えます。
4.天国の入り口でこちらの門番がうそつきの場合。向こう側(正直)は正直に”はい”と答えるのが分かっていますからその反対の”いいえ”と答えるわけです。よって3,4はどちらも”いいえ”になります。
もう1つの正解の紹介。
これも正解のようです(ちょっとややこしいのですが)。
どちらかの門番に”あなたはこの入り口が天国の入り口ですか?と訊かれたら”はい”と答えますか?”です。今回は逆に”はい”ならそのまま入り口に、”いいえ”なら反対側の入り口に入れば天国に行けます。この答えも複雑ですがよく考えれば、なるほど、と思いますよ。
A9. 解けた人はすごいです。4回なら出来る人は多いと思いますが、3回となると難しいです。メールで解答を寄せてください。amiya@mail.gunma.med.or.jp まで。私も毎晩考え2-3日かかりました。解答発表はもう少しお待ち下さい。
1つ大ヒント教えちゃいます。ボール1つ1つに番号を付けて場合分けすると整理しやすいです。ヤバ1/3くらい教えちゃいました。
A10
答え 45度
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