『開朝』
2月11日
建国記念日に合わせて、本日を持って中雀王朝の左朝・右朝の開朝を宣言する。
左朝:王 ハク 王后 トン
右朝:王 ハツ 王后 ナン(予定)
飼主の計画は、ハク×トンの仔とハツ×ナンの仔を夫婦にして、その夫婦から生まれた仔を中雀王朝の初代、
つまり、王朝の始祖にしようと考えている。しかし、今までの過程から計画通りに物事が進むとは到底思えない様になった。
今回の嫁鳥騒動がいい例だ。(サイトに掲載するネタが増えるという事は歓迎する事なのだけど・・・心中複雑)
そして二つの問題がある。
1つ目の問題は、トン王后のオス疑惑が解明されていないという事。
2つ目の問題は、自己中心的な性格のハツ皇子が新しい姫を受入れられるか?という事。
最低でもこの二つの問題が解決しなければ、飼主の引いた図面通りに計画が進行しないと予想される。
まず、疑惑の公主トンだが、粟玉効果が現れている様で嘴の色が濃くなっているが、一向にさえずらない。
やっぱりメスなのかと思い始め、安心し始めた先週末に、嫁様と偶々泊まりに来ていた嫁様のお袋さんが、
トンがさえずった!のでは?という光景を見たという事態が発生した。
さえずった!のでは?という理由は、唄声がして何気なく見ると、トンが「さっきの唄は私が唄ってました」という感じを見せたという事で、
じっくり見ている時に唄ったという訳ではないという事だ。
つまり、またしても証拠不十分という事になってしまった。
トン自身は、自分がオスである事がばれると強制送還されるという事を知っているのかもしれない。
元彼が、さえずった事によってどこかへ連れ去られたという事により、学習したのだろうか?
もし、トンがオスだった場合の小鳥屋への返品は、この前の返品文鳥との交換になる新たな姫が店に入荷して、
我が家に輿入れして来るまでの間は可能だろう。そして、その新たな姫がオスではないという事が確定する間までが、
最長返品可能期間になると思える。(実際、その頃には、情が移って返品できるかは疑問だけど)
疑惑のトンは小鳥屋のおばさんに手乗りとして育てられた文鳥だった。
その為もしかすると、その店秘伝の摩訶不思議な餌を食べさせられた事により、
危険を予知する能力が素晴らしく発達しているのかも知れない。と、愚に付かない事を考えてしまうが、
本当のところは、トンはもの凄くアホなのかもしれない。
個性の強い太子達に圧倒されている為か、我が家に輿入れして2週間以上が過ぎても、
まだまだおとなしくて個性を発揮する迄に至っていない。
放鳥させようと籠の扉を開けてもなかなか出て来ないし、ブランコに興味がある様だけどまだ乗る事ができない。
乗れないというか、ブランコにどうやったら乗れるのか解からないみたいだ。
唯一つ、進歩したのは水浴びは出来る様にやっとなった事だ。
霧吹きによるシャワー水浴びの経験からどうやらやっと水浴びというものを理解したようだった。
今では太子達と同様、一日に2・3回は水浴びしてるみたいだ。
この水浴びの件から考えると、トンはあまり良くない環境で育てられた為、頭の血の巡りが悪く、
自分がオスだという事を自覚していない可能性があるのではないだろうか?
その為、オスなのにさえずるという事を忘れているのではないのだろうか?
またしても、馬鹿馬鹿しい事を考えてしまう。輿入れ当初、26gあったトンの体重は今では24gになり、少しほっそりしてしまっている。
押しの強い太子に対するストレスと元彼がいなくなった淋しさで痩せたのかもしれない気がする。
そういった事から、気の弱い女の子なのではと思わせるが、痩せたのは運動不足による肥満系だったのが、
適度な運動と適切な餌と環境に因って痩せたと飼主は判断している。
粟玉の効果はハクにも顕著に表れた。頻りに唄い踊るようになり求愛していたが、男には成れなかったみたいだ。
一度だけ、トンの上にうまく乗ったがトンに怒られてしまい、失敗に終わったのを見てしまった。
ハクが男に成れるのは秋までお預けとなる事だろう。飼主としては秋まで我慢して欲しいと思う。
秋になったら、そういう環境をちゃんと作る事を君に約束しよう。
しかし、夫婦という定義付けは、どこからになるのだろう?同居を始めたら夫婦と言うのかな?
それとも交尾を行い産卵孵化した事によって成り立つのだろうか?
ちょっと思案どころだ。