『新顔』
ひょんな事から、王朝に新しい仲間が増える事になった。
簡略に説明すると、
このサイトにリンクして貰っている「セレンでピィ」のサイトへ遊びに行った時に、
そこの日記に、「諸般の事情により、私と面識の有る方に今まで飼っていた文鳥を貰って欲しい」と
書いてあるのを読んで、・・・・・・・・・(どうしよう、同じ境遇になったら切実だよなぁ)
管理人のたかこさんとは、同じ長崎県人でも有ることだし・・・ここはひとつ、ひと肌脱がせてもらいましょ〜う っと、
若い一組の文鳥を譲ってもらう事にエントリーしたのです。勿論、嫁様の許可は貰いましたよ(笑)
それよりも、シナモン文鳥にすごく興味を持ってしまったようで、いつ来るんだ、いつ来るんだと
逆に世話役よりも楽しみになってしまったようで・・・・(^^ゞ
そういった経過で、6月末の休日にやって
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
当日は朝早くから、我が家は大掃除態勢にキックオフ!
こんな汚い鳥籠で飼っている人に、うちの可愛い子供たちは譲れませんと言われない様に、
世話役は、せっせせっせと籠掃除!そして、いつもは餌がバラバラ落ちている畳を筆頭に
掃除機をかける。嫁様はトイレ掃除から台所掃除と主婦の面目を保つ為に気合が入ったとみた。
子供たちは、玄関の靴整理とか新聞やなんやと放置されているものを片付けるロボット化していた。
そうこうしている内に連絡が来て、たかこさんを駅までお迎えして拙宅に御案内!
さぁさぁ、御対面で〜す!
ラックス(♂:シルバーとシナモンのハーフ)と、マックス(♀:シルバーイノ)のカップルです。
見た感じは、ほほう!なかなか!うんうん!なるほど!いやいや!と・・・(言葉に出来ませ〜ん (^^ゞ)
嫁入り?道具として、たかこさんは、いろんな物を持ってきてくれました。(愛情の深さをシミジミ感じました)
ホウエイの新型鳥籠・木のブランコ・底板用専用掃除シート・飼料(文鳥専科&ボレー粉)etc
しかしその後、止まり木だけは普通の物に交換しました。ラックスが時々、端から落っこちるので・・・ドジですな!
夜になって、さあ、お楽しみの放鳥タイムがやって来た。そして王朝の住人たちと初対決?のゴングが鳴った。
一番最後に新しい住人の籠を開けると真っ先に、ラックス殿下が飛び出してきた。元気の良いやつだ!
しばらく、籠の周りを探索していたが、突然パソコンに向かっている世話役の右腕に飛んできた!
右腕に止まってダルマになっていたハク王とトン王后はびっくりして逃げたが、新参者に舐められちゃイカンと
逆襲をかけるが、孤立無援のラックス殿下は頑張って自分の場所だと主張する。
たかこさんから、ラックス殿下は完全手乗り文鳥で遊び疲れたら手の中で寝るという話を
聞いていたので、初めての人間でも怖がる事が無いようだ。
おまけに、先住の文鳥たちに喧嘩負けしないところも頼もしいヤツだと思った。
さてさて、相方のマック妃殿下はというと、これもたかこさんから聞いていた通り、
和室の天袋の敷居やカーテンボックスの上に退避して、人間や他の文鳥を観察している。
警戒心の強い文鳥なのだろう!しかし、これでは、放鳥時間が終わって籠に戻す時に、
一苦労させられそうな感じがした。部屋の中を真っ暗にして素早く捕まえるしか方法が無いと思うが、
高い所にいると、面倒な事になりそうだ。
しかし、実際にはペ〜皇女ほど素早いタイプではなかったので、さほど苦労はしなかったが、
部屋の電気は消さなければならなかった。(笑)
そういった感じで初日が過ぎて・・・・・・・・早や、2ヶ月が過ぎ、今の状況はと言うと
ラックス殿下
手乗り崩れ文鳥に成りつつあるようで、当初は教えられた通り、手を叩くと飛んでくる
事があったが、今では・・・・・・(T_T) 相手にしてくれません。
マックスが世話役の肩に止まると一緒に止まるという感じかな?
動きはトロイ=シャー皇子と同じくらいですぐに捕まります。人間を恐れていないのでしょうネ。
こやつの一番面白いところは、水浴びです。いや飛沫(しぶき)浴びです。
もともと、手のひら水浴びが専門だったようですが、一度も体験させてくれることなく
手乗り崩れの道を真っ直ぐら!そんな訳で彼はどうするかと言うと、マックス妃殿下が
水浴びしている時の飛沫を浴びて、それで満足しているようです。これだけは変わっていて
可笑しな芸を持つ変なヤツと毎回見ても飽きません。
マックス妃殿下
人間に対して一番警戒心が強いというお話だった深窓の令嬢は広島地方からやって来た
どこの
馬の骨出自かハッキリしないシナモン文鳥です。話通り、二日目までは人間どころか先住の文鳥たちにさえ近づく事がなかったのだが、三日目の夜・・・・キタ━━━━(°Д°)━━━━!!!! よ
世話役が座っている座椅子の背もたれに、妃殿下がおいでになられますた。
????、知らん顔してテレビを見ていると、ラックスと楽しそうに座椅子で遊んでいる?????
話と違うゾー(笑)!子供が嫌いだったのかなぁ?(我が家の放鳥時には、子供は寝ている)
日を追う毎にジリジリと人間に近づいていく。そして、半月が過ぎた頃から頭に乗り、肩に乗るようになった。
しかし、まだまだ腕に止まってダルマ文鳥になるのは、当分先のようで今は、人間を噛む事に執着している。
これじゃ、まるで換羽が終わったばかりの若文鳥と同じだ。しばらくは忍耐の夜が続きそうだ(笑)