4.市民風車いしかり
環境を汚染しない自然エネルギーである風力発電については、愛媛県でも佐田岬
半島中部の瀬戸町に風車11基、総出力11000kwの風力発電設備が稼動してお
り(写真)、関心はありましたが、自家用として設置するには、小規模の風力発電装
置は効率も悪く、我が家の地域の風況では発電には風力不足で諦めていました。
しかし、今世紀に入って、ウインドファームなどの企業による風力発電所とは異な
り、市民が資金を出しあって建設する、風力発電設備 「市民風車」 が、北海道や
東北で誕生し、市民参加の機会も増えてきています。
今回、石狩市に2005年2月末の完成を目指して、「いしかり市民風車」が着工
し、一般からの出資を募っていたので、少しでも環境保護に貢献できれば、と「市民
風車ファンド・いしかり」に参加出資しました。
これは北海道石狩市石狩新港地区に、最大出力1650kw/h の風車を2基建設
するもので、2004年10月15日に基礎工事を着工、2005年2月に完成し、6月
18日にはオープニング記念祭 「風が奏でる音楽祭」が行われました。
市民風車・石狩「かりんぷう」 瀬戸町の風車
(北海道グリーンファンド提供)
その後の運転で、トラブルも有りましたが、2005年〜2006年度の発電の実績
(売電量)は760万kwhで、風車1基で我が家のソーラー発電量の1000倍です。