フィジー(6) ヴァヌアレブ島Mt.Kasi鉱山

2002.5.22



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  ビチレブ島北部からヴァヌアレブ島へ

*Mt.Kasi鉱山

 河口近くにつくられた、選鉱後の土砂をためるダムNo.3。ためた土砂は、建設用に運び出していたという。

 Mt.Kasi鉱山のダムNo.1(中央上)、No.2(中央下)。いずれも選鉱後の土砂の堆積場。左から写真上方に延びるのは鉱山に通じる道路。

 Mt.Kasi鉱山の露天掘り採掘状況。右上方にダムNo.1と河口のNo.3が見えている。海からは4kmほど。

 地表に近い、浅い部分を露天掘りしていた様子がわかる。

 選鉱施設。

 選鉱施設のタンク群。左側の小さいタンク2つは、シアン酸ナトリウムの貯蔵タンク。鉱石中の金を溶かし出すのにシアンが用いられる。

 タンクの上。

 炭素の粉末をふるいにかけながらタンクに入れる。炭素が溶解した金イオンを還元するとともに吸着して、回収できる。

 タンクの上から海を望む。広場の先にあるのは事務所の一部。

 貯鉱場からベルトコンベアーで粉砕用のミルに運ぶライン。ミルの能力不足で、大きな鉱石を破砕できないのが問題だと聞かされたが。

 Mt.Kasiの頂上のあと。現在は削られて60m低くなり、広場になっている。

 風化土壌の断面。風化され、雨水で他の成分が溶けだした部分には、水に溶けない金が残るので、濃度は低いが鉱石として掘り出されている。

 食堂の建物からSavusavu湾を望む、この湾には大きな船も通れる水路があり、どうやら接岸が可能だという。

 西側。海岸段丘と思われる平坦面があり、その上に堆積したボーキサイトをかつて1961-1962に日本の企業が試掘したという。

 ダムNo.2。水がたまっているが、この水はあふれて、土砂をためるのが目的。

 鉱山から北方に尾根づたいに延びる道路。

 西側から見たMt.Kasi鉱山。Mt.Kasiが頂上を削られ低くなった様子がわかる。鉱山の人々に言わせると、山が低くなってから、濃霧の日が減ったというのだが。

 ダムNo.3。周囲は熱帯雨林、土砂が供給される河口付近の海岸はマングローブ林。



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2002.5.23 H.Hagiya