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3-10.横長テレビについて (ーー;)



(2001.01.03)

デジタルハイビジョンに触れたので、この事を書く必要があります、
それは「横長テレビ」です。
すでに購入されて、観てる方もいるでしょうねーー

どうぞ気をわるくなさらないで、下さいね
現実を知らない方が、もっと悲惨ですから、、

市場に「横長テレビ」が氾濫し始めたのは、いつからだったでしょう
5年くらいでしょうか、もっと前かな、

問題は、どんなメリット=消費者の利益、があったでしょうか?、
ということです

何もありません、ハイビジョンに対応しましたか?
いいえ、前のページで書いたように、今のテレビは横長でもビスタ・サイズでも
廃用性向は、同じです
つまり、騙されたのです

ビスタ・サイズ使用者と、同じ程度に騙されたのでは、ありません
徹底的に、根本的に、「騙す」と言う言葉通りに、騙されたのです

年末におじゃましたある家で、おばあさんが

「いや〜♪細川たかし、太ったね〜♪」って言いました

ほんとに肥った訳ではありません、「横長テレビ」が原因です
そう思って観ていただけば、お分かりになると思います

現行放送では、横長テレビ向けの放送はほとんどありませんでした
にもかかわらず、横長テレビは、ビスタ・サイズのテレビに比べて、
2倍以上の価格で販売されていました
横長テレビ向け放送が無かったので、ほとんど全ての放送を、横に
引き伸ばして、見せられていました

ですから先ほどのおばあちゃんの言葉になります
あのおばあちゃんは、素直な方です
ちゃんと気付いたのですから、もし購入前にぼくとお話しできたら、
買わずに済んだでしょう

中央部の引き伸ばし率を小さめに、隅に行くほど引き伸ばし率を大きくして
知識の乏しいひとを、騙し続けてきたのです
ブラウン管(CRT)製造ラインでは、真円を表示させ歪みを補正してから
出荷していますが、それを見せる時には、歪んだ画像だったのです

まさに歪んだ社会ですね、、(-_-;)

もっと若くて考察能力のある世代が、何も考えずに政府やメーカーの
術数に嵌ってしまったことは、単にその方が損害を被ったこと以前に、
現在のような科学・技術を軽視する日本文化にする片棒を担いで
しまった、と言っても過言ではありません

メーカの目的はこうです
デジタル・ハイビジョン時代へ向けて、横長テレビの開発が必要だが、
現在でもすこーーし、だが横長放送があるので、それを理由に
横長テレビ時代を謳って、煽って売れば開発費用が不要になる
買った人は損をするが、結果的にデジタル・ハイビジョン時代への
足掛けになるかもしれない、と

もし、美的センスのある方なら、横長テレビを買ってしまっても、
左右に余黒(黒いので余白でなく余黒です)を出して、縦横比を同じに
してご覧になったでしょう
ほとんど全部の時間を、そうして観たので、如何に「横長テレビ」が
無用でいかさまか、気付いたかもしれません

今からでも電気店で、デジタル・ハイビジョンのこともあるので、
ビスタサイズと横長テレビの価格を比べてみてはいかがでしょう

ビスタサイズは、29インチが5万円ほどで買えます
横長テレビは、20インチ以下でも、20万円近い値段です

さらに問題はテレビのサイズを言う、なんインチというのは、
ブラウン管の対角線の長さですから、横長になるほど、実画面の面積の
大きさに反比例して、インチ数は大きくなります
ですから、半値以下で、より大きな画面のテレビが買えたのです

そうして、もし横長放送の時やレンタルビデオのワイド・スクリーンを
観る時だけ、上下に余黒を出してご覧になれば、半額の費用で、
より大きな実面積の画面を鑑賞できたのです

<ご参考!>
このことは、デジタル・ハイビジョン時代にも通用します
ぜひD3かD4(前ページ参照)を購入する際、ビスタ・サイズも
ありますので比較検討なさっていただければ、と思います

悪質な電気店は、デジタルハイビジョンテレビと貼り出して
D1テレビを安いよ!って販売したり
ハイビジョンテレビが、こんな安いのかあ?って思ったら、
アナログの投売りだったり、技術力のない方が騙されないか、心配です
カードをレジにもってけば「ありがとうございます〜♪」っていう店
だから、きっとそんな事態もあるんじゃ、ないかなぁーー

ぼくは恥も無く貧乏人ですから、収入の不足をこのような知識で
補ってます
(電気店のマネージャの方と知り合いになれば、もっといろんな
 メリットがありますが、)
さらには、電気店の店員さんの技術力は、すみませんが、お粗末なので、
端からお尋ねしませんし修理だってそうです、パーツを頼めば買えます
ので、自分で修理できる部分は自分で行えば、修理依頼した場合に比べて
10分の1から100分の1の費用で使い続けることができます

お話しが飛んですみませんが、
「修理部品を8年間提供することを保証します!」と言うのも
「いかさま=詐欺」です
あの様な法律ができる前は、もっと長くメーカは提供する必要があったの
ですが、5年とか8年と決めさせたので、それ以降は、大声で、
新しいのを買って下さい!と言えるようになってしまったのです
ヨーロッパの様に、環境保護に熱心な国々は、家も何百年も持ちますし
使います
家具もそうです、孫から、そのまた子孫へ引継いで使われています
自動車の部品も、メーカーや車種を越えて共通化が進んでいます
飲料品や調味料などのボトルも、メーカーや内容物を越えて同じ容器が
使われているケースが多くあります

やみ雲に「環境保護!環境保護〜♪」と叫んでも、ペットボトルを買ったり、
20年しか耐久性の無いプレハブ住宅に住んだり、異常に短い電器製品を
買っていては、改善されません
メーカや政府は、如何に騙すか優秀な研究者が日夜研究を重ねてるのですから、
我々庶民も騙されないように、知識を得て、NO!と言い、不要な物、
害のある物は買わないことが必要です

以上の様に、経済の進展は、本来科学技術の発展で行われるべきですが、
日本は科学技術の創造を怠り、このような姑息な庶民を騙すようなやり方が
横行していることが、日本の経済回復をさらに妨げていることにも、
思いを馳せてください

小さなことかもしれませんが、実は大きなことです
消費者は王様です、NO!と言えば売れないのです

日本家屋の主流になっている20年しか耐久性の無いプレハブ住宅!
未だ使えるのに産業廃棄物になっている家電製品や自動車など、もっと長く
使えれば、産業廃棄物も減るし、生活水準が豊かになるのに、それをさせない
政府・大企業、目的は極一部の富裕層の利益の為です、ほとんど全ての
国民は、不利益を受けている、それに気付かないことに問題はある

民主国家は、誰かが与えてくれるものではない、国民の意志で手にするものです
家でも、車でも、家電品など耐久消費財、もっと小さな全ての物を購入する時の
全てに、日本を変えるチャンス=機会はあるのです

それを活かすか殺すかが、日本の将来を左右します
国政選挙の投票は数年に1回しかありませんし、現政府の姑息な改悪で、
1票の格差は2.5倍以上あり続けていますので、民主化の機会はその時しか
ないと思わないで、日常の中でいろんなことが可能です

少しでも勉強なさってください、このホームページはその為に有ります

政府やメーカの姑息な術数にのらないことは、経済の正しい進展にも
大きく寄与することなのです


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