3-15.インターネット社会の未来は
(2002.02.14)
インターネット社会は、アメリカによってもたらされました。
アメリカのその強さは、どこにあるのでしょうか？
人口は「5-21．アメリカ同時多発テロと真珠湾攻撃」にも書きましたが
アメリカ合衆国 280,000,000人（２億８千万人 ）
日本は、126,919,000 約１億２千７百万人）の２倍以上です。
イスラム教徒の人口は、約１２億人です。
この他に、台頭してきている中国は、１２億６，５８３万人 です。
インドは １０億２，７０２万人です。
ヨーロッパはどうでしょうか？ 約４億５千９百万人です。
国 名 概 数 集 計
イギリス 5,900万人（97年推定) 59,000,000
アイルランド 約366万人（97年） 3,660,000
イタリア 5,747万人（96年10月末） 57,470,000
オーストリア共和国 約800万人 8,000,000
オランダ王国 1,566万人 15,660,000
ギリシャ共和国 1,061万人（97年) 10,610,000
スイス連邦 711万人（98年末) 7,110,000
スウェーデン王国 約885万人 8,850,000
スペイン 約3,967万人（1996年） 39,670,000
デンマーク王国 525万人（96年） 5,250,000
ドイツ連邦共和国 8,206万人(97年) 82,060,000
ノールウェー王国 約436万人（96年） 4,360,000
ハンガリー 約1,006万人（99年） 10,060,000
フィンランド共和国 513万人（96年） 5,130,000
フランス 5,838万人（98年） 58,380,000
ベルギー王国 1181万人（97年） 11,810,000
ポルトガル共和国 約996万人（98年） 9,960,000
ルーマニア 約2268万人（95年） 22,680,000
ルクセンブルグ 42万9千人（99年） 429,000
モナコ公国 3万人 30,000
ポーランド共和国 3,865万人（99年） 38,650,000
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合 計 458,829,000
なぜ人口を調べているかといいますと、国力を見るためです。
なぜアメリカは人口のわりに、国力が有るのでしょう。
建国して、２００年ちょっとしか経っていません。
時間ではないのでしょう。
アメリカの歴史はご存知のように、移民の国です。
犬や猫など動物でも混血は健康で強いともいいますが、それよりも
異なる民族、文化、宗教、価値観が一度混合したのですから、混乱も
すごかったと思います。
今でも人種などの差別はあるようですが、自らの手で奴隷制も撤廃し
ました。
貧乏な白人より、裕福な黒人はたくさんいます。
混血も多いです。ハーフ、クウォーターなど。
それらの問題を克服したのは、自由です。
国家権力という力で抑えられていることはあります。
（「5-8．個人の自由と、権力について」をご参照ください。）
しかし、アメリカは自由だから強いのだと思います。
ヨーロッパの強さは、何でしょうか？
国家、人種、民族などの偏りはありますが、長い歴史の中で勝ち取り
培われた民主主義により、対応が柔軟となり、現在ではＥＵ統合
ユーロ統一などで、グローバル化に適応しています。
日本はどうでしょうか？
自らの手で自由を得たことが無いので、自由がどんなものか理解不能です。
愛されたことの無い人が、自分や誰かを愛することができないのと同じです。
自由が無いので、学問も人々の生活も、全てが閉塞しています。
分かり易い例で言いますと、最近のニュースでご存知の、
Ｈ−Uロケットでも分かります。
政府や打ち上げ当事者は、マスメディアで、ロケットの打ち上げには
成功したが、人工衛星の打ち上げは失敗した。と言っています。
ロケットを打ち上げるのは、人工衛星を打ち上げるためですから、
そんな説明は詭弁もいいとこです。責任逃れです。
なぜ、科学・工学に限らず、全ての分野で日本は遅れているのか
進歩が出来ないと言った方が正確だと思いますが、ダメなのでしょう
理由は簡単です。
人間に優劣がそんなにあるのか、（ "Incentive Divide" ）の問題も
ありますが、そんなに差は出ません。
アメリカは銀河系の果てまで、探査機を送ったり、月に人間が何十年も
前に立ったりしているのに、日本では人工衛星すらまともに上げられない。
このような差が生まれる理由は、優秀な人間が登用されないからです。
優秀な人間が正当に評価され、リーダーとして育てられるシステムが
無いからです。
日本では国家宗教的な不思議な方法で、権力と富が継承されています。
その結果、優秀な頭脳は宝の持ち腐れとなっているのが、古来から
現在までの日本の現実です。
ヨーロッパでもソ連でも、どんな国でも、歴史の中で、国の変遷は
凄まじいものです。
聖徳太子の１７条の憲法がそのまま現代に適用できるなどと言える
国は、世界中探してもありません。
別の言い方をすれば、ヨーロッパにおける暗黒時代が今も日本では
続いている、そんな感じです。
５世紀のローマ帝国崩壊から１５世紀まで、これを考察すると膨大な
ことになるので省略しますが、いろんな意味で不可思議で研究したい
対象ではあります。今は日本のことを。
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インターネットのことは、アメリカ同時多発テロのページでも触れ
ましたが、改めてはっきり書かねばと思うのです。
インターネットやＩＴは人間のためになるのか、ということです。
ぼくはならない、と思います。
問題点は３つ＋ビッグ１が、有ります。
１．＜ 脆弱性 ＞
ＩＴは人間を幸せにしているか？
世界中の人々とチャットもメールも出来ていますが、儚い気持ちも
しています。
恋愛以上に、いつ終わるか分かりません。
パソコンの故障で、運命の出会いが終わるかもしれません。
プロバイダーのトラブルで、人生の選択が外部から変わることも。
携帯電話ですら、そうです。直接話せる間がらなら、ネットよりも
進展した関係にあることでしょう。しかし運命は悪戯です。
クリスマスや年末年始やバレンタインや、いろんな大切な日に、
携帯がかかりにくいことや、メールが届かないことは皆さんも経験
していると思います。
電力と同じ説明ができますので、ちょっと。
電力は真夏にエアコンを、最近は真冬もエアコンを使うのでピークが
出来ますが、電力会社は最大消費電力量をカバーする発電量を確保
しています。
危ういバランスではありますが、給電指令所という所で、監視して
管理しています。
ベースは可変が難しい原子力発電です。（一番コントロールが難しい）
火力発電や水力発電で、ピークの上がり下がりに対応しています。
インターネットでも、情報の最大トラフィックをカバーしていれば
問題は無いはずですが、コストの問題で出来ないでいます。
それではあまりに不安定です。
実際に重要な情報は、インターネットを使わずに電話で直接話して
確認するグローバル企業が増えています。
２．＜ ハードとソフトの不安定さ ＞
ＯＳである、Windows が２年以内のピッチで変わっていることや
それにアプリケーションが対応するのがどんなに大変か、使ってた
ソフトや "peripheral" が使えなくなった経験をお持ちでしょう！
不安定さでは、別の問題もあります。
どんなに製造に注意しても、半導体はある確立で必ず壊れます。
ソフトウェアも、貴方はソフトウェアを作ったことがありますか？
けっこう多いのではないでしょうか。
問題は「バグ」です。人間が作るのです。誤りは無くせません。
貴方のパソコンも原因不明でフリーズしたり、ある機能が使えなく
なったりは、日常茶飯事でしょう。
そんなに不安定なものに、人類の大切なものを任せられますか？
ぼくの仕事もＩＴ関係ですが、ＩＴ化してはいけない分野、業務は
あると思っています。
３．＜テロの問題＞
テロに遭ったことは無いと思っている日本人は多いと思います。
オオム真理教がそうだと言う識者？もいますが、ほっときましょ
ウィルスです。
僕は幸い寸前で回避してきましたが、いつやられるかわかりません
危ないメールは毎日のように届きます。
プレビューはやめましょう！、すかさず削除しましょう。
アドレス帖を使って、友人からのメールのように届くかもしれません
これは、テロリズムです。
アメリカですら被害にあっているのですから、防衛力の無い日本は
攻撃対象にされたら、ひとたまりもありません。
政府機関のホームページに潜入され、書き換えられたことは記憶に
新しいところです。
一発の的確なウィルスで、ＩＴ社会は壊滅する可能性はあるのです
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＜＋ビッグ１＞ですが
付加価値の問題です。
経済は付加価値の創造によって成長する（と経済学では言ってます）
わけですが、ＩＴは付加価値を生んでいるんでしょうか？
今まで紙で処理していた仕事を、電子媒体に変えても、付加価値は
生まれません。
ＩＴというと珍しい、難しそ、それだけでありがたい仏様みたいに
奉っていても、何も生まれません。
ぼくは今ＩＳＤＮの無制限コースを利用しています。ＡＤＳＬでは
ありません。
１年前にＩＳＤＮの無線式ＴＡにしました。
半年前にＩＳＤＮのルーターでＬＡＮ環境にしました。
そして今、ＡＤＳＬにしようとは思いません。
その度に５万円からの出費が伴います。
それに時代は、 Ｂフレッツなろうとしています。
ご承知のように "MODEM" での接続はアナログ回線でメタリックですが
ＩＳＤＮは光ファイバーです。
ＡＤＳＬは、またメタリックに戻さなければ、なりません。
そして、Ｂフレッツは、またもや光ファイバーです。
その度に、"MODEM" やルーターやスプリッタリーなど、企業も個人も
新たな投資を迫られます。
政府の無理やりな消費拡大策とは思いますが、技術の進歩に経費が
かさむというイメージは、科学技術にとって迷惑なことです。
無理なく便利になるのが、科学技術でいう進歩ですから、現在の
あたかも進歩のように思われているのは、政府の陰謀だと、ぼくは
思います。
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＜エピローグ＞
左脳を酷使するＩＴ社会、複雑になりすぎる社会、ぼくはおかしい
と思います。
誰も、幸せになりません。
忙しくなり、頭が混乱するばかりです。
だからと言って、義務教育の週５日制は誤りです。
なぜなら、世界は古来から、弱肉強食だからです。
諦めたら終わりです。
円周率が「およそ３」の国に未来は無いと思いますが、希望だけは
捨てないで、頑張りましょう。
日本に職が無いなら、海外へ行くくらいのバイタリティが欲しい。
現に日本にさえ、海外から労働者は来ている。
甘えていたら、日本民族の将来は有りません。
どんな場合でも、勝たなければイニシアティブは取れないのです。
まずは勝ちましょう！
改善はそれからです。
世界中の国々が、それぞれの手段で、備え、勉学に励んでいます。
負けられないのです。
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＜おしゃべりの余談＞
インターネットが出来るようになってまだ、６，７年ですよね
ぼくはWindows９５の時に１台目を買いました。
仕事で嫌というほどパソコンやコンピュータで苦しんでましたから
家では絶対しない、と思っていたのですが、私用アクセスしてたら
とても楽しいので、買ってしまいました。
でも後悔はしていませんし、よかったと思っています、これからも
頑張ろうと思っています。
ところで変なお話しですみませんが、ぼくはとても恥ずかしがりや
です。
ところがネットだと素直に話せて、そういう意味では素晴らしいと
思います。
誤解しないでほしいのですが、ぼくは同性愛なんて、興味も関心も
まったくありません。 （ 男性として女性は好きです。 (^-^; ）
ただ、日本ではみかけませんが、映画などで同性愛がずいぶん出て
きますので、何となくこんなものなのかな、という感じはあります
何が言いたいかですが、同性愛の人って、全部がそうではないので
しょうけれど、きっと分かってくれる人が欲しいのだと思うのです
異性だと壁があるので、同性なら壁は無いか薄いですから、それで
親しくなるのではないのかな、と思うんです。
（ただ、どんなに壁があっても、ぼくにその気は全くありません）
今日もいつもですが、朝早いので電車はガラガラで座席はたくさん
空いていますが、座れる座席は少ないんです。
まず向かいに女性が居ないこと隣にいないこと、ボックス席なんて
とんでもないです。
こうなると、ガラガラでも座れる場所は少なくて、たいてい立った
まま降りる駅に着きます。
ぼくは思春期までは男性・女性に関係なく友達がたくさんいました
男性にしては、女性とこだわりなくお付き合いしていたと言えます
それが思春期の頃から、女性側が意識しだしたんだと思います。
ぼくの気持ちはずっと変わりません。
男性・女性関係なく、心のこもったお話しがしたいだけなのに
たいていの女性は、男女の考えが出てしまうようです。
公けで気軽にお話ししてるのは、どんな場合も会話はうわべだけで
滑っています。
とても、つまらない時間なので、そんな会話はいりません。
かくして、ぼくの孤独は始まったのかも。
それがインターネットの中では、すっかり元通りになれた感じです
素直な気持ちで、こだわりも秘密さえも、お話しできています。
それって、素晴らしいことです。
虚構だという人もいます、が、ぼくはネットに居るときが、とても
幸せです。寝る間も惜しんでネットに居ます。
もうすぐネットでテレビ電話のように会話が出来るようになります
既に会社で実験済です。
そしたらまた外見やいろんなことに、こだわりが出てしまうのかな
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