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5-11.S・セガールと水戸黄門



(2000.04.02)

僕も映画ファンとして「水戸黄門的な」と言う言葉まであるので、あまり「水戸黄門」を
否定するつもりはないのですが、このホームページの主題である
「比較文化人類学的に日本を改善したい」という熱意をぜひくみとってくださいね。

映画のページか?、と誤解されるかもしれませんが、政治・経済のことです。

ぼくは、スティーブン・セガールが大好きです。
S・セガール大好きなのは、環境問題にも関心の高い方だとは、あまり知られていませんが、
そのほかにも、なんと言っても、ひとことで言えば "JUSTICE "を絵に描いたような、
彼の人格です。
「Out for JUSTICE」という映画もあったくらい正義の為に戦う!
そんなところがだい好きです。
そして日本に長く住んでいたとか、合気道の達人で、関西弁ぺらぺらで、漢方や東洋に
造詣が深い!ところなど、親しみもありますし、彼の主演・監督までして、伝えてくれる
メッセージは、すばらしいです!!

ところで、何を言いたいの!?ですが、ある人が、S・セガールを、まるで「水戸黄門」
みたいだね!って言ったから、なにを言ってるの!??、分ってないなあぁって思いました。
きっとそう思っていらっしゃる方も多いと思ったので、このページを作らずには、
いられませんでした。

 ぜんぜん違います!「似而非なるもの」と言う言葉がありますが、まったくその言葉通り
だと思います!

 S・セガールは、たったひとりで、巨悪と戦います。マフィアや政府の巨大機関から、
政府そのものまで相手に、たったひとりで戦います。

 一方、「水戸黄門」ですが、確かに、弱きを助け、悪を憎み、やっつけてくれますが、
黄門様は一人じゃ何も出来ないでしょう!
助さん、角さんのことでは、ありませんよーー!

 印籠です!、あれは何でしょうか?、徳川幕府、当時の権力ですね。

 「水戸黄門」に「印籠」が無かったら、どうでしょうか?
あんな活躍が出来るでしょうか?

出来ませんね!、つまりは、お上のお情け、なのです。

このようなスタンスでは、政府の問題点を指摘して、改善して行くことは、出来ません。

ぜひ、この違いの分る(○ー○○ブレンド!??)国民になって欲しいです。
ならなければ、日本はいつになっても、お上の顔色を見ながら自分を殺して生きて行く、
封建社会から進歩がありません。

今は未だ、進歩がほとんどありません。

水戸黄門のようなスーパーマン、スーパースターを待っていては、ダメなのです。
一人一人が自分の人生では主人公なのです、自分自身がスターにならなければ、
世界は変わりません。

受身の人生を生きるか、自分が主人で生きるかは大げさで無く「水戸黄門」と
「スティーブン・セガール」の違いに気付いて、それを毎日の生活や行動に反映させることが、
とても大切で必要なのです。

 もちろん、映画のように、スティーブン・セガール自身だって、私生活では、
あんなかっこいいことなど出来ないでしょう、けれど彼は、何が大切かを命がけで
映画という手段を通して、伝えてくれています。

ほかのページでも書きましたが(5−8.個人の自由と権力について、等)
正義や自由を守り、勝ち取る為には、とても苦しく辛く危険もありますが、
助け合って個人が強く生きることが大切です。

確かに「荊の道」ですが、その道こそが、平和と真実へ辿り着く、
唯一の道ですから。
お互いに助け合って、頑張りましょうね!!


どうでしょうか、みなさん、「水戸黄門」と「スティーブン・セガール」、、、
似ていますか!??



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