5-23.日本のマスメディアは統制されてる!
(2002.05.09)
2002年4月28日(日)に行われたトリプル選挙と呼ばれた選挙は、
とても分かり易い事例なので、それを基に書きます。
日本のマスコミは如何に嘘つきで、日本は如何に自由の無い国か、ということです。
経済・財政も自由主義経済ではありませんし、言論・出版も自由ではありませんが、
一番問題なのは、情報の自由と正確さです。
情報が偽りでは、道を誤ることは必然です。
次代を担う子供たちを育てる教育の問題は、教科書問題として書きました。
日本の全ての産業は統制されています、マスメディアもそうです。
新聞もテレビも、横並びで同じことを繰返し流しています、それはとても危険な状況であり
それは洗脳ちと言えるほど、怖ろしい状況であることに気づいてください。
サブリミナル("SUBLIMINAL")のように、無意識のうちに潜在意識に働きかけられ操られて
しまっています。
自分の意思、観念を強固に持った方でなければ気づかないほど、忍びやかに蝕んでいます。
今、問題を明らかにしますのは、日本のマスメディアです。
かつて第2次世界大戦(日本的に言えば太平洋戦争)が起きたのも、あそこまで酷い事態に
至ったのも、マスコミの責任が大きかったと言われています。
今現在に至っても、その頃と状況は変わっていません。
それをお伝えしたいのです。
<ほとんど全てのマスメディアが「トリプル選挙」と囃し立てたのですが、>
小泉純一郎政権の行方を左右するとして注目された、衆院和歌山2区補選、
参院新潟選挙区補選、徳島県知事選、のトリプル選挙のことです。
結果はご承知のように、衆院和歌山2区補選で与党がかろうじて(1万票差)勝ったものの
参院新潟選挙区補選(20万票の大差)徳島県知事選(詳細下記)は野党が勝利しました。
僕が報道機関に勤務していたら「野党が2勝1敗で勝利しました」と報道しますが、日本の
現実は違います。
<Ref.徳島県知事選の結果>
無所属で民主、共産、社民3党推薦の元県議、大田正氏(58)が自民党県議らの支援を受けた
無所属候補(河内順子氏)を退け、当選した。
平成14年4月28日執行(投票率52.65%)
氏 名 党 派 得 票 数
当 大田 正 無所属 160,656
河内 順子 無所属 143,637
山ア 養世 無所属 37,033
次のように報道されたことを、重大に受け止めてください。
マスコミは結果を分離しました。
1.衆議院補欠選挙では1勝1敗だった。
2.徳島県知事選は、野党が勝利しました。
1勝2敗と、1勝1敗+1敗では野球でもサッカーでも、どっちが勝ったのだ??という
ことになります。
さらに問題があります。
いろいろ言い訳がでるのです。(野党が敗退した場合ぜったいに出ません。)
1.参院新潟選挙区補選は、
→ 直前に候補者の差し替えがあったし、田中真紀子氏の悪影響があった。
2.衆院和歌山2区補選は
→ 与野党対決とされながら、元々保守同士の争いという複雑な構図があった。
3.トリプル選挙とマスコミが言っておきながら、
→ 衆参補選と知事選を同列に論じることは無理がある。
このような報道、事前にはトリプル選挙と言い、事後には都合の良い様に変えたことは
1つの機関ではありません、全てのテレビ、新聞・日本のマスコミ全てがそうなのです
これは、偶然の一致ではありません、情報が操られています。
政治・行政史的に考察しますと、日本は聖徳太子の時代から現在まで、全ての決定の際
お上にお伺いを立て、お上が都合の良いものは認可し都合の悪いものは却下か無視して
都合の良い形で提出されるまで放っておく、という手続きがあります。
(その際に今のように古代でも「袖の下」が必要だったのでしょうか、)
お上とは、その時代の権力者ですが、権力の交代も民主的に行われた歴史がありません
全てにおいて、全ての時代で「民主的」なことの無い国、それが日本です。
比較文化人類学的に考察して得られる結果は、常にそうです。
しかし、このままではいけません。
日本の将来も問題であり危険ですし、地球も汚染や資源の枯渇で深刻な事態が見えます
そのような大きな問題を抱えて、どうすればいいか。
まず、自分の意思を決めて、その意思に従い行動することです。
小泉政権で良いのか、自民党政権で良いのか、今の労働組合で良いのか、今の官僚制度で
良いのか。
答えは貴方が出します、その結果は日本の将来を決めて行きます。
私は責任を持ちたくないので、選挙は棄権しています、という方に言いたいのです。
40%の得票率があれば自民党の圧勝になるシステムなので、棄権は自民党への投票です
小選挙区制になってしまった現在、あれも嫌、これも嫌は出来ません。
どれか1つを選択しなければ、与党支持になることを忘れないで欲しいのです。
この度の選挙結果は小泉政権、自民党政権にNOと出ています。
しかも、小選挙区制、1票の格差問題など、与党が勝手極まる操作をしてさえも、です。
労働組合は労働者の味方のはずですが、ストもしないし会社側の言いなりです。
御用組合などと批判されてもいます。
そもそも、労働組合自体、組織率が低下しています。
労働組合の中央集権団体が、連合であり民主党ですから、この国には野党があるのか?
という、政党の存在自体も既に怪しい領域にあります。
しかし、それを招いたのは我々庶民であり労働者です。
誰のせいにしても、いけません。
これからやるべきことは、良識ある国民の代表なら、小選挙区制、1票の格差問題など、
姑息な手段は、国の将来を誤らせる本だと知っているし、そのように行動するはずですが
それも期待できない国ですから、国民がはっきり決めなければなりません。
幾つか具体的な提案をしたいです。
1.日本のマスメディア(テレビ・新聞など)は信用してはいけない。
2.BS放送で海外ニュースを放送しているので、海外の生のニュースを知りましょう。
3.私たちはこうして、インターネットを利用しているのですから、活用しましょう。
ICQ http://pocketstudio.jp/icq/ | などで
海外のメル友やチャット仲間を見つけるのは簡単なことです。
コンピュータウィルスが怖いとか言わないで下さい、鎖国時代に戻りますよ。
4.語学力を付けて、海外の情報を得られる術を持ちましょう。
既存の政党や選挙の形が、インターネットを利用した草の根運動や、ボランティアなどで
変わってきました。
せっかくこうして、インターネットを利用しているぼくや皆さんは、それを最大限、利用
して、少しずつ、しかし着実に確実に、日本や世界を変えてゆきましょう♪
小泉氏は、結局何も出来なかった。
既に機能していない、ゾンビです。
しかし、まだ政権の座に居て、日本を危険な道へ向わせているのです。
手遅れにならないうちに、変えてゆきましょう。