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義足のケアー |
ソケットの手入れ 日本は高温多湿と寒冷湿潤という気候が移りかわる複雑な環境であり、ソケット内面が汗、汚れなどできわめて不潔な環境になります。そのような環境が、断端に湿疹や傷あるいは潰瘍をつくる原因となり、不潔な匂いや汚れのため義手を装着しなくなることも少なくありません。 (1)ソケット内部を中性洗剤をつけた布で拭き取り乾燥させます。 (2)内ソケットを使用する場合は、絶えず乾燥させるようにつとめ、汚れが著しいときは中性洗剤で洗うのもよいが、形がくずれないように注意します。 (3)清潔な断端袋を使用します。 支持部材の保全 日本は高温多湿と寒冷湿潤という気候が移りかわる複雑な環境であり、ソケット内面が汗、汚れなどできわめて不潔な環境になります。そのような環境が、断端に湿疹や傷あるいは潰瘍をつくる原因となり、不潔な匂いや汚れのため義手を装着しなくなることも少なくありません。 (1)ひびや亀裂 (2)骨格構造の場合では、モジュール間の緩みやガタ (3)ソフトカバー(外装)の損傷 装飾用手先具の保全 塩化ビニール製の装飾手袋が多く、汚れ、変色、変質などに欠点があり実用上問題が多い。 (1)使用時の注意点 (a) 汚染物質はできるだけさけること。(とくに油性インク) (b) 汚れがついたときは、すみやかに洗浄するか清拭する。(専用クリーナー) (c) 汚れた手や色物の布で触らないようにすること。 (d) 日常の汚れは、中性洗剤とぬるま湯で洗浄する、シンナーや溶剤類の使用はさけること。 (e) 義手を使用しないときは、直射日光、高温(低温)、湿気を避けて清潔な状態で保管すること。 能動義手の保全 (1)能動手先具 能動フック: 力源ゴムの補充・交換、指鈎の破損・歪みや回転軸の緩み 能動ハンド: 内部機構の故障、ケーブルシステムの不備 |
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