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技術解説(システム編)

定数システム

最終更新日:2007/04/26 改訂

●概要

 定数とは、数学定数で、π や e などを言う。それらは、内外で使用されるが、設定された精度を反映する仕組みが必要となる。

●仕組み

 数学定数は初めて参照された時、一回だけ生成し、その旨のフラグを設ける。その後は、その参照のみとなる。そのため、定数は、内外問わず、全て公開プロパティ経由のアクセスとする。

 フラグは2段構えになっており、原始定数フラグ(100万桁)と、常用定数フラグ(Precision桁)である。常用定数の参照があったとき、対応する原始定数フラグが 0 の場合、原始定数をファイルからロードする。常用定数フラグが 0 のとき、対応する原始定数インスタンスから必要精度を切出し、フラグを 1 にしておく。常用定数フラグはPrecision や ExtraPrecision の更新時、リセットされる。