≪教育雑感//1998/06/17≫ 某MLの制服論議に寄せて
――みんなと《同じもの》にならないことって難しい――以下に引用するのは、以前、あるMLでの「制服論議」に寄せたものです。制服の自由化の動きがある中、一方で生徒の側に制服に憧れ、制服を求める心性があるのはどうしたことだろうか、あるいは茶髪・ピアス・ルーズソックスといったファッションもまた生徒たちの間で画一的にいわば「制服」化してしまっていることは理解しがたいという話になっていました。
たまぶりです。
たまぶり@京都とか、tamaburi@asahi-netとか書いたほうが、ひょっとしたら楽しいのかな。
MLでわざわざ≪name@*****≫と表記するのって、女子高生のルーズソックスみたいで可愛いですね。
みんな何となく揃ってるし…。「これってカッコええやんっ」ということでついついみんなと同じものになってしまう心の働きが、流行や制服を求める心性とも響き合っているようで面白いなあ。
まあ、ルーズソックスの機能性についても使用者の口から語られることがあるわけですから、MLの「発言文書」における、
≪name@*****≫表記も何かの役には立っているのでしょうねえ。でも、画一性の切り崩しって難しいですよねえ。
ふとみんなと同じものになってしまっている自分の捉え返しから始めないと…。
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