閑吟集 小歌 |
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大意…… |
何になるだろう、まじめくさってみたところで。 |
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強烈な現世肯定の歌ですね。「狂う」とう語には、常軌をいっした行動をするというという意味もあるし、気が違ったようにように、ある物事に集中する意味もあります。びくびくと、したり顔をしてつまらない一生を送るよりは、ただひたすらに「狂う」ように集中して生きろ。そんな風にも読むことが出来ます。 何ともなやのう 何ともなやのう うき世は風波の一葉よ (50)浮き世は「風波の一葉」でいいじゃないか。古希まで生きられる人間が「古来まれ」でもかまわない。「水の泡」「露の間」のようなはかない「夢幻」の世。「夢の夢の夢の」ような世間だからこそ、すべてを肯定して「狂へ」ばいい。 この世の儚さをしっかりと受け止め、一期の夢と見切る覚悟があればこそ、人は「狂う」ことが出来るのでしょうか。 |