街で見掛けた野草系食品

ここでは、街で見掛けた、野草等を使った市販食品の情報を書き込んでいきたいと思います。
なお、ここは販売コーナーではありません。単なる情報のみです。
うこぎソフトと うこぎアイス
発見場所:山形県米沢市
上杉神社前の売店
発見日時:平成21年8月14日

そもそも佃煮などで美味しい
「大人の味」のうこぎは、
アイスに合うのか?と思いつつ、
ここでしか買えないので
食べてみました。ソフトの方。
色はよく出ていますが、
味はよく分からないですね。
抹茶ほどには自己主張してない感じ。


食用からすうり
発見場所:「サカタのタネ」のカタログ
(画像なし)
実を食べるのではなく、つる先を食べるとのことです。

連銭草末(かきどおしパウダー)
発見場所:「漢方の温心堂薬局」ホームページ
発見日時:平成17年8月30日
価格:2500円(500グラム)
コメント:「連銭草」とは、かきどおしの漢名。「粉末生薬」という名称で売られていました。売られているものなのですね。今度買ってみようかな。勿論薬用としてでなく、料理に使う為に。でも、500グラムって、量多過ぎ。
(画像なし)
URL(直)
http://ww7.tiki.ne.jp/~onshin/yaku100plv.htm
URL(トップページ)
http://ww7.tiki.ne.jp/~onshin/index.htm

※かきどおし以外にも、「枸杞葉末」(枸杞の葉粉末)とか、「艾葉末」(よもぎ粉末)などがありました。あと、野草じゃないけど、「枇杷の葉」「柿の葉」など、結構身近なものが・・・。

しゃっきり茸(=やなぎまつたけ)
発見場所:横浜市内のスーパー「つるかめ」
発見日時:平成17年2月11日
価格:58円
コメント: スーパーで見慣れない茸を発見。えのき茸の傘を焦げ茶色に、茎を黄土色にしたような感じ。近づいてよく見ると、「しゃっきり茸」。これは商品名。小さな字でその下に「やなぎまつたけ」と書かれていた。おおお!兼ねてから人工栽培に成功したという話を聞いていたが、とうとうスーパーの店頭に並ぶ日が来たか、と感動し、58円という値段も手伝って、3パック買う。
 パックを開けてみると、きのこっぽい香りが。培養瓶栽培でも多少は野生の匂いが残っているのか。
 しかし、肉とごぼう、それに葱と一緒に鍋で煮て味噌で味をつけて食べたが、それぞれの味が強すぎて、やなぎまつたけの風味がかき消されてしまっているような・・・。今度はお吸い物のような薄味の調理法で味わってみようと思う。

※茸の本によると、「松茸の近縁種で、松茸は地面から生えるのに対し、柳などの枯れ木や切り株などに生え、香りは松茸に似ている」といった説明がされていたように思うが、実際、このHPにアップロードするに関してネット上で改めて調べてみたら、分類学上、松茸とはあまり近くなく、むしろ、なめこ等に近いそう。

かきねごし茶
発見場所:野岩鉄道・会津鉄道線 会津高原駅に隣接のおみやげ店
発見日時:平成16年9月26日
価格:2800円(画像参照)
コメント:「かきねごし」・・・「垣根越し」・・・=かきどおしのことです。
かきどおしよ、随分出世したなあというのが感想です。別に深山に行かなくても生えているものなのに、2800円とは!

●さるなしドリンク、さるなしワイン、さるなし100%ジュース
発見場所:新橋駅SL広場 特設テント(東京都)←たまたまフェスティバルが開かれていただけで、普段はテントはありません。
発見日時:平成16年7月末頃
価格 :さるなしジュース(果汁100パーセント):1500円
    さるなしワイン:1500円
    さるなしドリンク(果汁10パーセント)1本120円、6本箱入りで600円
コメント:さるなしというのは、直径3センチくらいの、日本在来の、キウイに非常に近い果実です。最近、種苗カタログなどでは苗が売られてたりもしています。
 たまたま新橋駅西口「SL広場」にて、何かのフェスティバルが開かれており、そこに、「福島県玉川村」のテントがありました。素通りしようとしたら「さるなしチューハイ」の文字が目に飛び込んできて、足を止めてしまい、結局「さるなしジュース、さるなしドリンク、さるなしワインを購入してしまいました。
 さるなしジュースは濃厚で、ドロっとした感じです。さるなしワインはまだ飲んでいません。さるなしドリンクは果汁10パーセントですが、これも「たかが10パーセントか」と侮ってはいけません。焼酎で割ってチューハイにすると、かなりいけます。

福島県玉川村公式ホームページはこちら(↓)です。
http://www.vill.tamakawa.fukushima.jp/

左から、さるなしジュース(果汁100パーセント)、さるなしワイン、さるなしドリンクです。右は福島県玉川村案内パンフレット(表と裏)です。

●桑の実ジャム・つるこけももジャム・木いちごジャム
発見日時:平成10〜11年頃
販売場所:信州長野自動車道みどり湖PA内売店
価格:250円
サイズ:使い切りサイズ(30ML程度)
コメント:小さなガラス瓶に入ったジャムです。かわいらしくて、女の子受けする感じです。目当ての女性へのお土産にすると喜ばれそうな気がします。

「桑の実」って、北関東等の旧養蚕地帯ではありふれた木の実だけど、(郊外に行けば、植え捨てられたままの桑の木がいくらでもあるので・・・)採集している人って本当に少ない。だから、意外に知られていないのでは。実を付けている期間も6月の初め頃の約2週間に限られるし・・・。なので、「桑の木がどこにあるのか知らない。」とか、「採集している暇がない」という人で、「でも、どんな味がするのか興味がある」という方は、ドライブのついでにでも一度買って味見してみては如何でしょうか?なお、以前新聞の地方版で見たところによると、埼玉の秩父でも、「桑の実ジャム」が売られているそうです。こちらはもっと分量があって、600円だったと記憶しています。興味がある方は秩父市内の、「地場産業センター」などで探してみては・・・?

「つるこけももジャム」は、かなりマニアックな気がします。ふつうの「こけももジャム」だったら、大きな百貨店等に行けば置いてあることもありますが、「つるこけもも」はそういう所でも売られているかどうか、疑問です。「つるこけもも」は、園芸の通信販売で手に入れる事が可能です。ただ、夏涼しい気候の土地でない限り、夏の暑さに負けて、枯れてしまいます。関東以西の平野部に住んでいる方々は、「栽培」は諦めるのが賢明です。まあ、味は普通のこけももとかわりありません。

「木いちごジャム」と言われても、木いちごって、たくさんの種類があるんですよ。ここで売られている木いちごは何苺なんでしょうか?瓶を見ると、赤い色をしているので、赤実系の苺であろうことは分かるのですが・・・。恐らく栽培品種でしょう。それも、日本原産の木いちごを改良したものではなく、恐らく洋ものの・・・。なお、日本に自生している木いちご類で一番味がよいとされているものは、黄実系の、「もみじいちご」です。

●いろり茶
発見日時:平成10〜11年頃
販売場所:各地のコンビニ、コカコーラの自動販売機など。
価格:120円
サイズ:350ML
コメント:全国で普通に売られている(筈)の缶入り茶です。「香ばしいほうじ茶にくこ葉と熊笹ぽかぽかふんわり温かい」と、缶に記載されています。「くこ」と「熊笹」に惹かれてつい買ってしまいました。普段は缶入り茶なんてまず買わないのに・・・。
記載事項の「香ばしい」が実は曲者です。率直に評価させていただくと、「香ばしい」のか「いがらっぽい」のか、実に微妙なところです。このお茶を飲んで、「香ばしい」と「いがらっぽい」のとは、実は紙一重の微妙な関係にあるんだなあと再認識してしまいました。
なお、熊笹の味は分かったけれど、くこの味は判別できませんでした。皆さん、「熊笹」も「くこ」も珍しい野草ではないのだから、是非自分で採集して、市販品と自作品と、味比べをしてみましょう!

●オオバコクッキー
発見日時:平成12年頃
販売場所:薬局の健康食品コーナー。
価格:198円
数量:10枚入り
コメント:見るからに女性向きダイエット食品なので、ちょっと買うのに抵抗があったが、好奇心には勝てず購入。
食物繊維たっぷりという食感かつ、極めて控えめな甘味が印象的。草の味はあまりしなかった。
もともと、草の味を楽しむ為に作られたものではなく、「ふつうのクッキー感覚で食べられ、なおかつ低カロリー」というところが商品コンセプトだと思われるため、当然と言えば当然?

<番外> 草加せんべい
発見日時:24年前
価格:さまざま
数量:さまざま
コメント:小学校の頃、近所で遊んでいると、そこのおばあさんが時々、おやつをくれた。
西瓜とかカルピスとか。せんべいは定番だった。小学校2年の頃か、小学校で「草」という漢字を習った前後、ビニールの包みに「草加せんべい」と書かれているせんべいをもらった。このせんべいには草が加えてあるのか。見た感じ、草らしいものの姿形は見えないけれど、乾燥粉末として加えてあるのかな?と想像。
 草の味はするかな?と期待して食べたが、俺の舌が鈍感なのか、はたまた、せんべいとしての味がおかしくならない程度にわずかに加えてあるだけなのか、草の味は全く感じられなかった。「草加せんべい」の草加が地名だと知ったのは中学生になる頃であった。


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