カレーはもともとスパイスとハーブのかたまり。かきどおしを乾燥させ、手で揉みパウダー状にして、混ぜ込んでしまえ。インド人もびっくり!
画像:トマト風味かきどおしカレー。 材料は殆ど余り物です。 調理時間 20〜30分 水:200〜300cc(目分量) ヨーグルト:100cc(古くなって酸っぱくなったもの) ホールトマト:1缶 人参:細くて貧弱なもの2本 玉葱:1個 じゃがいも:極小サイズを5〜6個。(通常であれば1から2個) 肉:適量 肉の脂身:大1個。(カレー粉を使わなかったので、わざと入れました。) 長葱:1本(冷蔵庫整理の為投入) 里芋1個:(冷蔵庫整理の為投入) 生姜:1かけら(冷蔵庫整理の為。) かきどおしパウダー:大さじ1〜2杯分くらい。目分量 うこん粉末:小さじ1杯弱。目分量(苦みがあります。カレー粉の主要 構成スパイス「ターメリック」と、生物分類学的には同じものです。 農産物直売センター等で瓶に入って売られてます。) |
ココナッツミルクパウダー:大さじ1杯くらい。目分量。(スーパーで見かけることがあります。澱粉を含むので汁にとろみが出ます。甘みがあります。)
醤油:小さじ一杯分くらい。目分量(普通の醤油です。)
ビール酵母粉末:小さじ一杯強(隠し味)(苦みがあります。ネットで買いました。)
魚醤:数滴(隠し味)(ド○キホーテで買いました。)
調理法
生姜をすりおろし、さらに、おろし金をなべの上で洗います。ヨーグルト・ホールトマトをなべに入れ、ホールトマトの空き缶を水で洗って、その水をなべに注ぎ、火にかけます。
人参、里芋、じゃがいも、長葱、玉葱、の順に手早く切って、なべに投入していきます。うこん粉末とかきどおしパウダーを投入します。肉と脂身も投入します。ココナッツミルクパウダー、ビール酵母粉末も投入します。醤油、魚醤を加えます。その頃には野菜に火が通ってきているので、火を止めます。今回、カレー粉は一切使っておりません。あ、そういえば、今になって気付いたのですが、唐辛子粉末を入れるのをすっかり忘れていました。トマトが多くて色が赤っぽいですが、それでもカレーっぽい色の食べ物が出来ましたね。味は、まあまあです。ヨーグルトの酸味と、ココナッツミルクの存在で、なんとなくタイ風の味になっています。
尚、カレーらしい食べ物は、最低限、「うこんの粉」があればそれらしいものができます。時々農産物直売センターなどで売られています。
乾燥中のかきどおし (室内で新聞紙を広げて乾燥) |
粉末化したもの。 左のものがそっくり瓶の中に 収まってしまう。 |
同じくパウダーを、写真のようにたっぷりと麻婆豆腐にかけてみよう。マーばあさん(麻婆豆腐を発明した、100年前の中国の庶民のおばあさん)も仰天!
塩とかきどおしパウダーを軽く炒めたものを、ゆで上がったスパゲティを炒める時にふりかけろ!
バジリコスパゲティーに近い外見の、全く新しい味を体験できるぞ!
御飯そのものには強い味はない(当然)ので、スパゲティーと同様、かきどおしの風味を存分に堪能出来るぞ!冷飯の処理に困っている時にGO!
某喫茶店で静かな人気を呼んでいるメニュー「チーズトースト」にヒントを得て13年前に開発した新メニュー。もう何年も前、「写真がまずそう」というメールが来たが、そういう事は実物を食べてから言うように。(当時のデジカメが安物なんだからしょうがないじゃないか・・・。)男の調理は見てくれじゃなくて味だ!
かきどおしチキン
まずは、スーパーで若鶏胸肉を買って来よう。そうしたら、コロッケにパン粉をつける要領で、かきどおしパウダーを肉にまんべんなく擦り付けよう。そしてそのまま冷蔵庫で2〜3日してフライパンで焼いてみると、かきどおしの香ばしさが効いた、おいしいチキンになっているぞ。最近、スーパーによっては、付加価値をつけるためか、あらかじめ香辛料をまぶした若鶏胸肉が売られているのを見るが、それよりも美味しいぞ。 写真は、ささみ肉をつかったかきどおしチキン。 |
さっき少し触れたが、最近お茶は他の薬草なんかとブレンドして、そこら辺りのコンビニや自動販売機でも、健康茶として売られている。(今度缶入りブレンド茶を飲む時に、「現材料名」をチェックしてみよう!)
まだかきどおしオンリーで売られている缶入り・ペットボトル茶は見た事はないが、売り出されるのも時間の問題だろう。(売られているのを見たという人がいたら、是非この俺に、メールで連絡して欲しい。お礼にかきどおしパウダー1年分をプレゼント。)
かきどおしドレッシング
オリーブ油、酢、醤油、胡椒、それにかきどおしパウダーを瓶に入れ、 |
かきどおしを小麦粉や米の粉などとブレンドして、もしくは代用として使うことを考えてみよう。
(1)→かきどおし粉を小麦粉にブレンドして使う(小麦粉に対して5分くらいが適当)
(2)→かきどおし粉を小麦粉とバターで炒めて牛乳を加え、煮詰めてまてばしいクリームとして使う。
(3)→その他
★主食系
うどん(1)
パン(1)
もち(3・・・炊き上がったもち米に、かきどおし粉を加えてもちをつく。)
もち(3・・・生のかきどおしの葉を刻んでもちをつく)
ホットケーキ(1)
★汁物系
お雑煮(かきどおしもちを使う)
すいとん(1)
だんご汁(白玉粉にかきどおし粉をブレンドしてだんごをつくる)
クリームスープ(2をさらに牛乳で伸ばす)
★おやつ系
カステラ(1)
キャラメル(3・・・濃く煮出したかきどおし茶を、キャラメルを作る過程で加える。ミルクキャラメルの場合は、温めた牛乳でかきどおしを煎じたものを、普通の牛乳の代わりに使う)
クッキー(1)
せんべい(3・・・米の粉にかきどおし粉を混ぜる)
ドーナツ(1)
プリン(2をさらに牛乳で伸ばし、卵と砂糖を加える)
マドレーヌ(1)
ゼリー(3・・・かきどおし茶にゼラチンと砂糖を加え、型に流し込む)
「かきどおし杏仁豆腐」(4・・・水又は牛乳にかきどおし粉を溶かし込んだものに、砂糖と寒天を加えて型に流し込む)
まんじゅう(1)
★その他
かきどおしの香りのバター(3・・・砂糖とバターを泡立て器でよくかき混ぜ、かきどおし粉を加えて更に練り合わせる)
クリームコロッケ(2をさらに固く煮詰めたものをまとめて、衣をつけて揚げる)
兵糧丸(3・・・小麦粉又は雑穀の粉に、かきどおし粉、卵と砂糖を加え練り焼き上げる。)
*そこいらの書店に出まわっている、「山野草の本」とかを見ても、せいぜい、生の葉を天ぷらの具にする程度の利用法しか紹介されていない。言わばこの素晴らしい味は、全世界でこの俺と、このホームページを見てくれている君しか知らないのだ!だまされたと思って調理してみるように!
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