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技術解説(数学関数編)

一般対数(log)

最終更新日:2006/12/07  新規

●概要

 常用対数と任意の底の対数である。

●原理

  LogxY = LnY / LnX

から計算すればよい。

●高速化

○常用対数 (LogY)

 底が10 と分っているので工夫ができる。Y = 10P であれば、算出するまでもない。でなければ、

  Y = M * 10P

 Log(Y) = Log(M) + P

なので、Log(M) のみ算出する。Ln(M) / Ln(10) では、Ln(10) が定数なので算出の必要はない。

○任意対数 (LogxY )

 この場合は、定義式通りで算出するのが良く、仮数部と分離すると、任意対数の算出が2回必要になり損をする。