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■REPORT/2003-04-27 “ベンチャーズ・イン・ジャパン・1965〜67トリビュート

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イベントが派手だった割にはストイックなレポートです。このレポート、当初は速報だったはずなのにいつの間にか本編に替えさせて頂いてます(笑)。それにしてもハードなイベントでした。何せメンバー1人残らずセッティングに忙殺、メイキングの写真など撮っているヒマもない分刻みのスケジュール。結局「松屋の昼飯」さえかき込むことが出来ませんで・・・。終わってからもこれまた逃げるように撤収作業。集合写真の一枚くらい撮っておけば良かったですなあ・・・。それでも始まってしまえば至福の時。出演者は広いステージ、考え得るベストの機材で自然と顔もほころび・・・・・ません。ムッツリ・ベンチャーズですから(苦笑)。にわベンも慣れぬ東京に出てきて緊張気味。とはいえ、みんな一生の思い出になったのは事実です。

この企画は、元々はホールを安く借りれるなら発表会としてライブやりましょうか、とのメル小澤やムッツリー山田の自己満足達成欲求から始まったモノです。で、どうせならビデオ撮って、録音して、なんて際限なく「やること」が増えてしまいましたが。言い訳の出来ない状態で一回「記録」を残しておくのもバンドとして必要かな、という思いもあったので、徹底してこだわってみました。

ライブハウスのライブだと、自分たちのイメージしたとおりに音が出なかったり、仕込みやステージングでかなりの制約を受けます。また、入場料を頂くことで、出演者側と観客の皆さんとの間に権利義務や契約の関係が成立し、我が侭が許されなくなります。
私個人的には「営業」も好きですが(笑)、こうした自己実現も変なところでこだわってみたいのです。

終わってみると、満足感や充足感、達成感もありますが、一日経つと反省点や自己嫌悪、自分の才能のなさに諦めと疲労感がもたげてきて、スネアやシンバルはオークションに出してしまおうかとも思うほどです。しかし、言い訳の出来ない状態であったからこそ残した記録はそのすべてが正直であり、次への「光」も照らしてくれます。

一人「つかさん」(笑)のイノーキー竹平の指揮の下、 青木様、石井様、市田様、太田様、大竹様、小形様、そして司会の大役を務めて頂いた金子様、皆さんがいなければ成立しなかったライブです。
本当に感謝の気持ちで一杯です。

にわベンには、「来んね」と言ったら「行くバイ」と言った、というのは大げさですが、どうせ対バン呼ぶなら「一切気を使わないバンド」が良いという小澤の打算(笑)、九州のVバンドは元気だぞ!というOBのお節介的プロモートがありましたが、いかがでしたでしょうか。にわベンも自費で来るほどの「熱か心」をもってますし、メル七田はグレッチセットを持ちながらモズやショーマンアンプも所有するフリークです。Mベン以上に是非声援を送って頂きたいと思っています。

写真は埼玉県のVバンド、フィフティーネッツ・石井さんに撮影。

にわかベンチャーズ

九州福岡のベンチャーズバンド。平成9年、旧メンバーが音頭をとったイベントでのセッションがバンドに発展、ドン伊藤、ノーキイ小澤(現Mベンチャーズ)、ボブ和田の三人で「和田バンド」として活動を開始。同年メル七田がドラムスで加入し、以後精力的に活動する。博多ベンチャーズのメンバーと親交があったことから、影響を受けモズライトサウンドに傾注。一昨年小澤が転勤、後任リードギターにノオキー野田が入るとますますバンドとして完成度を高め九州中のベンチャーズと交流。レパートリーも増加、着実にファンを増やしている。

今回のイベントは全5ステージ。Mベンは第2、第3で65年夏来日分(通称“オールアバウト”)、第5ステージで66年夏来日分と未レコード化の66年春モノを演奏しています。
ノンPAならこの配置。アンプは斜め、ドラムはステージ前方。この配置は理にかなっています。
1.演奏者が自分の音+他のパート音が最低限判る。
2.アンプが斜めなことで客席の特定部分に音圧の差を作らず会場全体に音を「廻す」ことが出来る。
3.唯一のアコースティック楽器であるドラムはステージ音響が良い前方に出し、ギターアンプの音に負けないように工夫されている。
Mベンの制服は世界に5着しかない山田さんのお母さん特製品です。
にわベンはブルーのジャケットに赤いギター。赤のギターには青いジャケットが映えます。野田ッチのギターはジャパン製コンボながらスゴく良い音がします。訊けばピックアップはUSA物に替えているとのこと。道理でナットク。
ちょっと緊張気味のメンバー。さすがにいつもの「ベイサイド・ライブ」とは勝手が違った様子。
にわベンは第1ステージでストップ・アクションや京都慕情などの幅広いレパートリー、第2ステージでは67年アゲインを熱演しました。
今日一日司会をして頂いたのはベンチィーズ・金子さん。さすが軽快な金子節で、ムッツリー山田で引いた潮を戻して余りあるものでした。(笑)

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