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■REPORT/2004-04-24 “THE VENTURES IN JAPAN TRIBUTE Vol.2 & TEKE-BLUE WORLD

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1965年1月2日、ベンチャーズはフルメンバーで来日しました。そして、歴史になりました。もう40年が過ぎたとは思えぬほど、記録にも記憶にも鮮明に残る一週間でした。今でこそ、盆も正月も昼も夜も都市も農村も、季節感の全くない「未来」が訪れましたが、40年前はきっともっと厳粛な「正月」が日本には訪れていたんだ、ということは想像に難くありません。ですが、前年からブレイクしたエレキブームが迎えた1965年は、別に意味でも“正月”でした。正に本当のエレキ“春”を迎えるのです。そして、この時の演奏が夏に「VENTURES IN JAPAN」としてレコード化されると、空前の大ヒットとなり、ベンチャーズは多くの人々にライブ・バンドとしての実力を知らしめるのです。
その、春の訪れの「記録」や「記憶」にインスパイアされた7人が、2004年の春に東京は天神様の門前、亀戸に集結、「エレキ・コンサート」を開いた記録をこれからご紹介します。

前年の2003年、Mベンチャーズ、そして対バンのにわかベンチャーズは1965年夏と1966年春・夏、そして1967年夏をトリビュートし、一つの答えを作りました。
2004年、パートナーを「テケテケ・ブルー・サワー・プロジェクト」にお願いして、再びホールライブを決意。Mベンチャーズが新たな挑戦として選んだターゲットは満を持したつもりで1965年1月の“記録”−IN JAPAN。
しかし、これが、とてつもない“怪物”だった事に気づくのはもっと後からでした。

2004年4月24日。春の陽光まばゆいこの日、カメリアホールは再びエレキブームのあの日を取り戻したかのようでした。
テケテケ・ブルーサワー・プロジェクトは、Mベン・小澤がスティックの代わりにモズライトを弾くエレキバンドですが、そのレパートリーは大変珍しい曲ばかりです。前日深夜まで労組の春闘回答会議のため缶詰だった小澤は、睡眠2時間で2ステージという、無茶なスケジュールです。
【Photo By Y. Ishii】
エルグレコ、スイートピー、サベージ、レディー・オブ・スペイン。いったいどういうセンスでこういうカバーをするんでしょう。(笑)。
【Photo By Y. Ishii】
このころ、凝り始めたテケブルの「ホエア・ジ・アクション・イズ」シリーズは、まだこの時アクション、ストップ・アクション、アクションプラス、ハングオンスルーピー、ナッティーの5曲しか仕上がっていませんでした。アクション・プラスでは12弦を使用しての演奏です。(後ろにあるサンバースト。)
【Photo By Y. Ishii】
ドラムス・青木将裕、リズム・竹内洋一、リード・小澤敦、ベース・竹内清一。
【Photo By Y. Ishii】
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