請求の範囲
【特許請求の範囲】
【請求項1】
身体に装着される上側構造部及び該上側構造部に連結され下端部に接地部を有する下側構造部のいずれか一方に突状部、他方に凹状の被嵌連結部が設けられ、前記突状部にはリング部材が設けられ、前記突状部はこのリング部材のリング孔内に配設され、前記リング部材の周面部に設けられた貫通孔には前記リング孔内の前記突状部を支持する支持部材が設けられ、前記リング部材は前記被嵌連結部内に螺着嵌合されるように構成された義足における前記上側構造部に対する前記下側構造部の適正位置を測定する測定装置であって、一端に前記被嵌連結部に螺着嵌合される螺着嵌合部を有し、他端に孔を有し、この孔の周囲に角度メモリが設けられた基体と、一端に摘子を有し、他端に前記孔に嵌入される嵌入部を有し、前記摘子の周囲に前記角度メモリを指示するメモリ指示部と基準位置を指示する基準指示部とが設けられた回転体とから成り、前記角度メモリのうちの基準角度メモリは、前記螺着嵌合部に形成される螺子溝の端部を基準として設けられていることを特徴とする義足組み立て用の測定装置。
【請求項2】
請求項1記載の義足組み立て用の測定装置において、前記角度メモリは、前記回転体の回転角度を示すものであって、前記基準角度メモリから少なくとも90度までの範囲において所定角度毎にメモリが設けられているものであり、また、前記基準指示部は1つであり前記メモリ指示部は3つであり、これらは90度の間隔をおいて設けられていることを特徴とする義足組み立て用の測定装置。
【請求項3】
請求項1,2いずれか1項に記載の義足組み立て用の測定装置において、前記螺着嵌合部の嵌合長さは、この螺着嵌合部の先端面が前記被嵌連結部の底面に当接するまで螺動し得る長さに設定されていることを特徴とする義足組み立て用の測定装置。
【請求項4】
請求項1~3いずれか1項に記載の義足組み立て用の測定装置において、前記摘子にはローレット加工による滑り止めが施されていることを特徴とする義足組み立て用の測定装置。
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