手段
【課題を解決するための手段】
【0012】
添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0013】
身体に装着される上側構造部1及び該上側構造部1に連結され下端部に接地部3を有する下側構造部2のいずれか一方に突状部4、他方に凹状の被嵌連結部5が設けられ、前記突状部4にはリング部材6が設けられ、前記突状部4はこのリング部材6のリング孔6c内に配設され、前記リング部材6の周面部に設けられた貫通孔6bには前記リング孔6c内の前記突状部4を支持する支持部材7が設けられ、前記リング部材6は前記被嵌連結部5内に螺着嵌合されるように構成された義足Fにおける前記上側構造部1に対する前記下側構造部2の適正位置を測定する測定装置であって、一端に前記被嵌連結部5に螺着嵌合される螺着嵌合部9を有し、他端に孔12bを有し、この孔12bの周囲に角度メモリ11が設けられた基体12と、一端に摘子14Aを有し、他端に前記孔12bに嵌入される嵌入部14Bを有し、前記摘子14Aの周囲に前記角度メモリ11を指示するメモリ指示部13と基準位置を指示する基準指示部19とが設けられた回転体14とから成り、前記角度メモリ11のうちの基準角度メモリ11Aは、前記螺着嵌合部9に形成される螺子溝9aの端部9a’を基準として設けられていることを特徴とする義足組み立て用の測定装置に係るものである。
【0014】
また、請求項1記載の義足組み立て用の測定装置において、前記角度メモリ11は、前記回転体14の回転角度を示すものであって、前記基準角度メモリ11Aから少なくとも90度までの範囲において所定角度毎にメモリが設けられているものであり、また、前記基準指示部19は1つであり前記メモリ指示部13は3つであり、これらは90度の間隔をおいて設けられていることを特徴とする義足組み立て用の測定装置に係るものである。
【0015】
また、請求項1,2いずれか1項に記載の義足組み立て用の測定装置において、前記螺着嵌合部9の嵌合長さは、この螺着嵌合部9の先端面9Aが前記被嵌連結部5の底面5Aに当接するまで螺動し得る長さに設定されていることを特徴とする義足組み立て用の測定装置に係るものである。
【0016】
また、請求項1~3いずれか1項に記載の義足組み立て用の測定装置において、前記摘子14Aにはローレット加工による滑り止めが施されていることを特徴とする義足組み立て用の測定装置に係るものである。
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