●　2008年１月１日
元旦は午後から己代子叔母を迎え、梶山の本家に年始に行き、夕方からは母の元気を祝いながら賑やかに過ごした。

●　2008年1月2日
娘と叔母たちは初買い物に出かけ､自分はドライブに連れて行って貰った。
亡父の祥月命日も無事通過。28年になる･･・

●　2008年1月3日
安子叔母や弟たちが年始に来てくれて賑やかな正月だった。
戊子の今年は、こま鼠を目標にしたい｡

●　2008年1月7日
海は寒くて風邪が危険なので、暖かい映画を見に行って来た。
外へ出ないと筋肉が衰えるので頑張って居るが､外出しても映画では身体のためにはならない。

●　2008年1月8日
初リハビリだったが､少しづつ知らなかった筋肉を使えるようになった気がして居る。継続しなければ意味が無い｡

●　2008年1月11日
呼吸器の診察を受けたが異常は無く､血圧も１２７−８６で脈拍も９０だった｡

●　2008年1月15日
リハビリで筋肉全体の調整をして貰って、自分では少しづつ効果が自覚出来るようになって居る。

●　2008年1月16日
寒いけれど運動に出かける。
福袋で大量の衣類を買い込み、映画ｅａｒｔｈを観て来た。
大根が90円で買えた。ガソリンは高いが大根は半額になってる。

●　2008年1月19日
仕入先が無くなって困っていたが､今日は久し振りに文具見本市に行って仕入れが出来た。
春から縁起が良いことが続いて良い年になる気配だ。

●　2008年1月22日
リハビリしてもらったが、前回教えて貰った事を忘れてしまっている。
徒手体操をした事が無いので、身体の動かし方が出来ていない｡

●　2008年1月23日
73歳の誕生日｡牡丹雪が舞い､天が祝ってくれている｡
生まれた年の平均寿命は44歳だったから､思えば随分生きたもんだ。
取り敢えずは痛みも苦しみも無く、母同様の健康を楽しんで居られる。　感謝だ。

●　2008年1月25日
血液科の宮下クリニックで採血の結果は多血症なのに赤血球が減り血小板が増えている。呼吸器科の徳田病院では血圧も下がり肺に異音もなく良好だった。
午後から遊びに出かけ、Ｍｒ.ビーンを見て帰ってきた。　教習所の様子も下見して来た。

●　2008年1月28日
不安だった天気に恵まれ、高齢者講習と実地試験を無事通過した。
朝から左目に異物が入って痛かったが真っ赤になって居るだけで視力に異常は無い。
明日は母を迎えに行き、確定申告の準備もしなければならない｡

●　2008年1月30日
リハビリの後､鶴見署で免許更新を済ませ､区役所の手続きも終り、ﾋﾞｰﾑｰﾋﾞｰを観て来た。
母も妻も元気なので自分は体力維持だけを努めて居る。動ける身体で居ることが最低の責任だ。

●　2008年2月3日
予報が当たって大雪になった。
先週だったら高齢者講習を受けられず免許更新もダメになったろう。

●　2008年2月5日
車の雪は融けずに積もったままだったがリハビリの為朝八過ぎに出かけた。
道路に出てしまえば大丈夫だが､北向きの駐車場は雪が凍って自然には消えない。
今日のリハビリでは大汗を掻いて、効果を期待出来るものだった｡

●　2008年2月8日
母の調子が良いので､川崎ラゾーナに行って映画マリア･カラスを観て来た。
母はマリア･カラスが好きで、よく話していた。
カラスの歌を聴いて何故か涙が出た。

●　2008年2月11日
客も来ないし優子が留守番をしてくれるので範代と川崎へステーキを食べに行って来た。
母が呉れる休息の時間を大事に使わなければいけない。

●　2008年2月12日
雪の予報だったが、小雨なのでリハビリに行って来た。気が付かないうちに無くしてしまった筋肉は、簡単には復活しないが、少しづつ回復している。
もっと早く始めれば、楽だったと思う。

●　2008年2月13日
昨晩は北風が強く吹きシャッターもガタガタと音を立てていたので安眠出来なかった。
今日も冷たい風が吹きまくり、今冬最低の気温だと言っている。
カレイが大きくなってるらしいが、映画チーム・バッチギを観て来た。

●　2008年2月19日
リハビリ後に神経内科を受診して、外科のレントゲンも予約してきた。
健康能力維持のために万全の手を尽くしている。
来週が楽しみだ。

●　2008年2月20日
若きころ映画卒業で見たダステイン・ホフマンの映画を観て来た。すっかりお爺さんになっていた。
釣りバカの三国連太郎も第一作の時とは別人になってる。
自分も変わっているのだが、自覚がない。

●　2008年2月22日
喘息の心配が消えるほど呼吸器に異常がない。
何故か寒さにも拘らず血圧も１３７−８０−９０で、安心の範囲だ。
意欲がある限り病気も近づいて来ないと思う。

●　2008年2月26日
リハビリ後、外科で行きレントゲンを撮り説明を聞いた。その後神経内科で説明を聞いて、採血をし帰って来た。朝9時から3時まで掛かった。
それから、滝澤さんを乗せて税務署に行き確定申告を済ませた。

●　2008年2月27日
映画菅井君と家族石を観てきたが良く分からなかった。
25歳の時、60歳の時、現在と写真ではまるで別人になっているが、工作用具や手工芸の店を発見して見学していると時の経つのを忘れてしまう。

●　2008年3月3日
宮下クリニックでの採血結果は殆ど変化なく安定しているから大丈夫だとのことだ。
油断せず体力維持に努めていきたい。

●　2008年3月4日
東部病院で理学療法士のリハビリを受けて、昨年11月の開始時とは随分変わって良くなっていることが確認された。
神経内科で採血結果を聞いた。運動後に出る疲労物質が出ていないのでリハビリを続けて良いとのことだった。

●　2008年3月10日
呼吸器科を受診して喘息の心配は消えている。
鼻茸を治療せずナシビン頼りなのは、良くないし尿道に胆石を発見して心配は絶えないが、とにかく意欲があるので大丈夫だ。

●　2008年3月11日
リハビリで効果が表れて来たと理学士も褒めてくれた。　血液検査で疲労物質が出ていないので、適当な運動は有効だと言われたことも自信になった。
気持ちの良い汗を掻けて、リハビリは苦痛ではない。

●　2008年3月12日
暖かいが強風なので映画クロサギを観た。
外出することが必要で、家に籠もると視力も落ちるし良くないことばかりだ。

●　2008年3月18日
リハビリは順調に進んでいる。
朝早いのは辛いが、そうでなければ意味がないだろう。
暖かくなって外出も楽になるから、上半身の筋肉も鍛えて行こうと思う。

●　2008年3月21日
少しの運動で右肩が痛くなる。確実に筋力は衰えているのだが、多少の努力では戻らない。
今日も風が強くて寒いので「犬と私の10の約束｣を観てしまった。

●　2008年3月26日
満開の桜を見ながら電車は走る。
水温は12度くらいだが、まだ釣りをするには早すぎる。
大規模店の筆記具売り場を見て驚くばかりだ。

●　2008年3月31日
母の具合が悪くて目が離せない状況だ。
厳しい季節を乗り切って、ホッとする季節がくると気が緩んだように弱ってしまう人が多い。
連日、40度近い熱を出しながら頑張っている姿に頭が下がる。

●　2008年4月1日
風邪が強くて寒い日だがリハビリに行って来た。
保険証のほかに後期高齢者医療被保険者証なるものを持って行った。今日からの制度なので窓口は混乱していた。
後期とは嫌な命名なので、末期高齢者証を持って来ました！と受付に出してみた。
反応はなかった＼(~o~)／

●　2008年4月4日
宮下クリニックでの血液検査に大きな変化はないが、母のＤＩＣについて尋ねたら、やはり重大な時だと言われた。

●　2008年4月16日
母の状態は芳しくないので、食べ物にも苦労する。
万一の時のことも考えないわけには行かず、朝比奈に出かけて下調べをして来た。破産状態の中、四業者が混乱しているから電話では用が済まない。直接行って第一管理事務所の日本墓園に確認した。外にプレハブの業者も出ていた。
正月の花が枯れたままだったが、雑草は生えていなかった。花を上げて、帰りにプリンと卵豆腐等を買って帰って来たが、戦いは続く。

●　2008年4月21日
呼吸器の診察を受けたあと、昨日から左目がチクチク痛むので東部病院眼科への紹介状を書いてもらった。
高齢者講習の日も同じ痛みがあったが、放置しているので早めに行こうと思う。

●　2008年4月22日
東部病院でリハビリの後、眼科の診察を受けたが、視力もよくて、白内障の心配もなく、特に眼底検査の必要もないとのことだ。
朝八時半に出て、帰宅は三時近かった。大病院の待ち時間の酷さは凄い。老人たちが無言で何時間でも待合室で座っている姿は異様だ。

●　2008年4月30日
リハビリ最終日。これからは自分の努力だけで維持しなければならない。
専門家の助言がなくなるので無駄や無理をしないように心掛ける。

●　2008年5月7日
出かけても家のことが気になって落ち付かないが、久し振りに映画少林少女を観て来た。
リハビリは終わってしまったので自力の努力が必要だが、疎かになってしまう。

●　2008年5月12日
血液内科で採血の結果に大きな変化はなく安定している。
呼吸器の方も異常なく大丈夫だった。
区役所へまわり現況届を出したら、今月から急きょ住民票が不要になったという。
この国のやることは滅茶苦茶だ！

●　2008年5月13日
屋根が錆びて来たので塗装を注文した。
身体のリハビリが終わり、今度は家のリハビリだ。
木造の建売家屋に住んで３６年、中国の大地震ニュースを見て、生きた心地がしない。
寿命が来ている電気製品も多くて数えるのは恐ろしい。

●　2008年5月17日
昨日は郵便局と銀行を回って映画「相棒」を観て来た。　リハビリが終わって外出が面倒になっている自分が恐ろしい。
今までなら海へ行ってる時期なのに、気が向かない。　買い物などをしていると釣竿を延ばしていられる気分ではなくなる。

●　2008年5月20日
昨日は母の介護方針についてケアマネなど数人が集まって相談したが、今日は自分のための介護申請をするために区役所から調査員が来た。

●　2008年5月21日
東部病院へ診断書を受け取りにってから、本牧でメバルを狙ったが、桟橋へ渡れず不発に終わった。風が強くて冬支度でも寒いくらいだった。

●　2008年5月22日
屋根塗装のため錆び落としが始まった。
今年最高の気温が続くが、沖縄では梅雨入りしたので、天気が良い間に塗装を済ませたい。

●　2008年5月23日
下塗りが終わったが、天気は良くない。
本塗装は一日水濡れ禁止だから、天気が保障された日に行う予定。

●　2008年5月26日
手帳の更新手続きに区役所へ行き、大黒へまわってメジナ8匹、カサゴ１匹を釣ってきた。
写真の細い溝に、信じられないがメジナが隠れ住んでいる。今年はメジナの当たり年のようで、良く釣れる。
母の具合は大分良いが、範代が疲労から血圧も上がり腸の具合も良くない。

●　2008年5月30日
28-29日に義母の命日でもあり、由比まで出かけて来た。5年ぶりに墓参をして一族の繁栄を祈願したが、まだまだ、東名高速を走っても不安を感じないでいられる。
半年前に義兄と熱海旅行を楽しんだのに、彼の病気は信じられなかった。義弟も呼んで、心の先祖供養をして兄弟力を合わせて彼の回復に努めなければいけないと話をして帰ってきた。

●　2008年6月4日
毎日雨が続くが梅雨の合間の大事な一日。梅雨メジナを釣りに行って来た。予想外の釣果でメジナ１２匹、カサゴ１匹、ギンポ１匹、蟹１匹の大漁だった。

●　2008年6月13日
血液科の採血で先月と変わりない数値が出て安心した。レントゲンで大腿骨の状態を見せられたが、それでも、元気に行動している。
午後、大黒埠頭へメジナを狙いに行って来た。
73人の入場者が釣ったメジナは７匹。そのすべてが私の釣った分。カサゴは１７匹だったが、私の分は２匹。

●　2008年6月18日
天気が良すぎてメジナは出て来なかった。
123人の釣り人がいてメジナは8匹だけ、そのうちの一匹が釣れただけ。
メジナ一匹、カサゴ一匹、メジナ一匹の寂しい釣果だった。

●　2008年6月23日
呼吸器も心配なく元気だが、鏡を見て驚いた。
胸の筋肉には自信があったのに、久し振りに見た己の姿にビックリした。
あばら骨が出てしまい、年相応ではないかと情けなくなった。

●　2008年6月25日
大黒の釣り情報ではメジナが絶好調とのことで、勇んで出かけてみたが、三匹だけだった。
一日違うと海の様子は激変してしまう。

●　2008年7月2日
大黒以外に行く場所なし！
左腕に太陽が当たり気が付いたら日焼けで痒くてたまらない。
いきなり大きなメジナが釣れて、ボックスに入り切らない心配をしたが、その後は日光浴になってしまい結局メジナ三匹、カサゴ一匹だった。

●　2008年7月9日
大黒のメジナは今日も良く釣れた。
25センチ級も上がったので10匹でも大満足だ。
曇り空で太陽が出ないから日焼けもせずに、海風に吹かれて涼しいので最高の釣りになった。

●　2008年7月16日
大潮で絶対釣れると油断して、空いてる場所に拘ったのが大失敗だった。　強風を嫌って内海に陣取ったが、風に耐えた外海の人は大きなメジナを沢山釣っていた。
右肩に痛みがあるので湿布を貼っての頑張りだったが、なにも釣れない淋しさを味わった。

●　2008年7月20日
大黒情報で梅雨明けでメジナが減ったらしい。
23日まで行かれないから気が焦る。

●　2008年7月23日
大きいメジナは遠洋に出て行ったらしく小型のものしか居なかった。
気温は34度くらいだが，水温は24度くらい。海上は風が強くて寒いくらいだった。水分を摂りながら、熱中症対策心がけながら、楽しませてもらった。

●　2008年7月25日
血液科検査結果は白血球、赤血球共に増えていて良くないが自覚はなく体調は良い。
呼吸器科の方は異常なく心配ない。

●　2008年7月28日
大黒のメジナは減って キスが釣れてるとの情報だったが、キスは釣れず、小型メジナ二匹とカサゴ一匹だった。水温27.5度でアジもいる筈だが釣れなかった。

●　2008年8月4日
メジナは激減してカサゴの季節になった。
イカナゴ持参してメゴチを狙ったが、当たりなく、キスもダメだった。
全体に釣れない日だったようだ。

●　2008年8月8日
母の調子が良いので頑張って外出している。
と言っても、大黒埠頭のメジナ釣りだ。
イシモチ大漁との情報で出かけるが、少なくなったメジナ４とカサゴ３と大きなフグが釣れただけ。

●　2008年8月13日
大黒は一時入場制限をしたと言う盛況ぶりで釣り座が行列状態で楽しさは半減だった。
25ｾﾝﾁの縞伊佐木が連れた後､メジナ七匹､小カサゴ一匹だった。

●　2008年8月15日
母の所得状況調査の為に区役所に呼ばれている。
無年金､無所得で30年なのに毎年､申告に行く。
市民税を把握している区役所が､何故本人を呼びつけて調査するのか？
役所仕事とはそんなものなのだ！

●　2008年8月18日
今日も大黒詣でだが暑さは今夏最高で首に氷を巻いての日になった。メジナはたった一匹だったが､カサゴが十五匹･・良く釣れた。
唐揚げが難しくて骨が多いので今まではリリースしてきたが､今日は型が良いのでお持ち帰りにした。
頭と内臓と鱗を取り去り、食べるだけにして来た。

●　2008年8月22日
18日の暑さから一転､冬支度をしても寒い日だった。
カサゴ三匹､イシモチ一匹で海水がお湯のように温かく感じた。

●　2008年8月27日
雨続きで久し振りの曇天なので大黒へ直行。
水温25度でカサゴもイシモチも食欲が無い。
メジナを一匹釣って、寂しく退散。
6月からの出漁で赤銅色に焼けたつもりだが｡背中には悲哀を漂わせている?

●　2008年9月1日
血液科で採血の結果は殆ど変化なく､肝臓も数値が良くなっていた。　針を刺す際に消毒のためアルコールで拭いた部分が真っ赤になってしまった｡
午後､大黒へ行ったが､昨日は大漁だったが、イルカが入って来て魚の姿が消えたと教えられた。
しかし、メジナ二匹と鯵二匹が釣れて、豪華客船の飛鳥を見る事が出来た。

●　2008年9月5日
喉が痒いので喘息が心配だが、最近嚥下に異常が感じられる。　反射神経が衰えて居るようだ。
呼吸器科受診では呼吸に異常はなかった｡

●　2008年9月8日
落雷が多い年だが昭石の屋根が壊れた｡
大黒へ行ってカサゴ２、アジ２、サッパ５０の釣果だったが天気予報は外れて､夕方､雨が降り雷注意報で避難命令が出た。

●　2008年9月10日
釣り日和なので再び大黒へ･･・
昨日はメジナもアジも釣れていたと言うのに、メジナ１匹､片口イワシ20匹、サッパ60匹だけだった｡
今年は横須賀や三崎へ行かずに､大黒だけだったが、遠距離運転もしないと運動能力が落ちるかも知れない。たまには頑張らないといけないと考えては居る。

●　2008年9月12日
オムツの件で区役所に行ったがダメだった。
トヨタの六ヶ月点検を済ませてから､ナビオスへ中学高校時代の友に逢いに行って来た。
同年輩の者が弱っていくのは気持ちの良いものではないが､彼は想像していたより元気だったので話が弾んだ。
無気力な同窓生には逢いたくないが､元気をもらえたと思う。

●　2008年9月17日
雨の合い間を縫って大黒挑戦！
水温は２５度程で魚の活性は良くないようだった｡
６時ごろには暗くなってしまい海上に浮かぶ遊覧船が幽霊船のように見えた。
メジナが二匹だけで､秋風が身に沁みる季節になってしまった。

●　2008年9月22日
誕生日祝いでラゾーナへ鉄板焼きを食べに行った。
宮崎牛と宮崎米が美味かった。特別に宮崎牛の刺身を食べた｡
娘は宮崎焼酎の「東国原｣を飲んでいた。
祝ってやる心算が､娘の奢りになってしまった。

●　2008年9月24日
遠かったが大黒の赤灯台前まで初めて行ってみた。
メジナ三匹､カサゴ二匹、サッパ二十五匹、片口イワシ一匹だったが、大物が釣れる予感がして､釣りの気分を楽しめた。
車椅子でも厳しい距離だが､寒くなる前にもう一度どうしても行きたい海だった。

●　2008年9月26日
暴風の上､天候は良くなかったが赤灯台に行きたくて我慢出来なかった。
青藻が出てメジナは釣れなかったが､カマスが二匹､アジが二匹、縞伊佐木が一匹釣れて満足な日だった。

●　2008年9月27日
外国旅行は出来ないが､外国産は気軽に喰える。
今朝は外国産松茸御飯だ！
中国産松茸が怖くて､生きてられるかってんだ！
自然食品だとかサプリだとか､怪しげなものを有り難がってる人が多いけど、吸ってる空気はどうなんだ？　海に居ると平気なのに、街中に帰って来ると鼻水が止まらない。

●　2008年10月1日
介護士さんの情報で紙おむつは第一京浜国道駅近くのﾌｨｯﾄｹｱﾃﾞﾎﾟが安いと聞いたので行って来たが､店員の対応は最悪だった。
序に､ニトリでカーペットを買って､台所と居間の模様替えをした。午後から天気が良くなったので釣りを中止したのは残念だったが､明日も､うしおだ病院まで行くので連日､運転する機会が出来て良いリハビリになる。

●　2008年10月3日
血液科の採血検査結果に変化なく、中性脂肪が高いので食事と運動に気をつける。
今日も赤灯台目指して行ったが､金曜日なのに釣り場は一杯で割り込むのがやっとだった。
目的のカマスは姿を見せず､メジナ３、カサゴ２、シマダイ１ だけだった。先週邪魔だったサッパも居なくなりアジも釣れなかった。
久し振りの天気で日中は真夏の暑さだったが日が沈むと寒いくらいだった。

●　2008年10月8日
小雨の中､大黒赤灯台に行ったが､釣り人一杯で目的の場所には入れなかった。
水温２１度でもメジナ２、カサゴ２、メバル１の釣果を得て満足したが、ジャンパーを着て合羽を着ての釣りだった。
風邪も引かず体調も良くて､元気で居られることに感謝している。更に運動を心がけて現状を維持できるようにしたい｡

●　2008年10月10日
天気予報は良かったのに､雨に降られて合羽を着てしまった。初めは太陽光が暑くて大汗を掻いていたのに､三時頃から急に雨が降り始め濡れてしまった。
釣り人が多くて場所取りに苦労しただけに帰る気にもなれず頑張ってしまった。
雨が止んでも珍しくメジナも来ないし､当りがなくて初めてのボーズを予感していたが､暗くなると思わぬ良型のメバルに出会えた。やっぱり努力は報われる。

●　2008年10月15日
雨が上がって天気になったので､大黒へ行ったが多くの釣り人で賑わっていたのに魚は居ないようだった。
意気込みに反して､エサ盗りさへ無く､遂に今年初めてのボーズになってしまった。
行けば釣れると言う場所だっただけに､シーズン終了の予感で寂しくなった。

●　2008年10月20日
好天の大黒へアジ狙いだったが､メジナは釣れず当たりもないまま四時が過ぎて､釣れたのはゴマサバだった｡
その後､すぐにソーダカツオも来て､暗くなると大物の当りが来たが三号の道糸も切られて、釣り上げる事は出来なかった。
最後に大きなカサゴを釣り上げて大満足の日だった。

●　2008年10月27日
呼吸器診察を受けてから大黒へ鯖の切り身を持って出かけた。
釣り人は多いが当たりもなく時間だけが過ぎて､小さなカサゴ二匹で終りかと思われたが､暗くなると大きなあたりが出て、三号の糸が切られる不安と闘かった。
竿を持つ手首が痛くなるほどの強い引きを堪えてやり取りを続けた結果ようやく手元まで引き寄せてみたら座布団大のエイだった。
到底引き上げられる重さでないため､諦めて糸を切ったが暗闇なので写真も撮れなかった。

●　2008年10月31日
気候も良いので大黒へ最後の釣りに行った。
暗くなってエイが釣れたが､いきなり目眩に襲われ､慌ててポカリを一本飲んだが治まらず､帰途､飲んだ分を全部吐いてしまった。
目眩は激しく、徳田に急行して8時頃から点滴を受け､11時半頃には治まったが､今回は眼震が起きていた。
即入院したが連休で病院は休みのためレントゲン､心電図､ＭＲＩを受けたが結果待ちで連休明けまでの入院となってしまった。

●　2008年11月4日
主治医の診断結果が聞けて午後､退院となったが白血球が３７５００に増えていて､血液科へ行くように指示された。
レントゲン､心電図､ＭＲＩ には異常なく､脳梗塞の疑いも晴れた。
片山の同窓生に自宅まで送ってもらったが､母の状態は非常に悪く、五日間を留守にしていたことは心が痛む。

●　2008年11月7日
血液科採血結果も良くなくて、再び骨髄穿刺を宣告された。　あの不快なショックは忘れられず拒否したかったが断られた。　多血症ではないような気がする。

●　2008年11月10日
内科の検査結果では血液以外に悪いところは見付からなかった。骨髄の病気は父親からの遺伝のように思われるが、痛くないだけに悪質なのだろうか。

●　2008年11月11日
母の往診が有ったが自然衰弱で食事も困難になってしまった。医師は頑張って居ると褒めてくれるが､血圧が測れないほどに弱って居るから､かなり悪いと思われる。

●　2008年11月14日
大黒では鯖が良く釣れて居るようだが、いきなりの目眩で自信を失ってしまい海へは行けなかった。
代りに釣りバカ日誌を観て来たが､外出の自信を取り戻さないといけない。
検査結果では全く異常が見つからなかったので､原因不明の目眩は良性だと言われても怖くてならない｡

●　2008年11月19日
まだ､目眩の恐怖から立ち直れない。
異常は全く感じないが、寒さ暑さに神経が尖り水分補給しながらの行動になる。
母の状態を一喜一憂しながらの毎日は､意識しなくても蓄積しているだろう。　　遠い春が待ち遠しい･･・

●　2008年11月25日
何度も死線を乗越えた母だが震顫が無くなり口を開いたままで舌が動かなくなって来た。
午前十時､範代に抱かれてセフゾンを飲んだが、笑顔を見せて静かに息を引き取った。
天界へ 歩き続けた 長い道　　
直ぐに森泉看護師が駆けつけてくれて、窪倉医師も駆けつけてくれた。
最後まで在宅を貫き､医師や看護師や介護士の援護を受けて幸せな日々を送れたことに改めて感謝する。
良い人たちに恵まれて、感激の涙が出てしまった。
夕方吉原さんの弔問を受け､久子叔母も来てくれた｡夜は二人の弟も来て三人で母を偲んだ。

●　2008年11月26日
昼は優子と家族で母を見守り､夜は真理子親子が来て賑わい､妹夫婦も駆けつけてくれた。
弟夫婦も来て大勢で母の最後を見守り良い通夜が出来た。

●　2008年11月27日
９時半納棺､10時出棺、11時荼毘、1時半納骨。
靖､範代、真理子､優子､隆司､精一､延子､忠治｡
総て順調で､良い葬式が出来た。
暫くは気の抜けたような日が続くだろうが、そんな事を喜ぶ母ではない。
明日からは､新しくスタートするつもりで張り切っていく。

●　2008年11月28日
昨夜は一度も目覚めることなく完全な熟睡が出来た。
体調も良くてゆっくりとした一日を過ごした｡

●　2008年11月29日
父が亡くなって27年、母の毎日は忙しくて充実していた｡
母の部屋から７０の手習いで描いた水墨画を見つけ､今の自分の年齢で水墨画の教室に大きな額縁を抱えて通った母を思い出して、改めて感心している。
もうすぐ74歳になると言い､高齢者の振りをして堕落して居る自分を恥じなければならない。

●　2008年11月30日
昨日昼から孫たちが来て泊まっていたので賑やかに過ごすことが出来た。時間が無くても、寂しくなった両親を心配して来てくれたようだ。
花屋の宛名間違いで届いた綺麗な花束は、近野さんだった｡沢山の他人の心遣いに感激だ。

●　2008年12月2日
初七日まで慌しかったが､73歳までは子供の身分で過ごしていた｡今漸く独立した大人として自覚しなければいけないと言う気持ちになって居る。
責任ある大人としての意識は親が存在している限り持てなかった。完全な介護を出来たのだから依存していた訳ではないが･･･
昨日はレッドクリフを観て来た。

●　2008年12月6日
新しい位牌が届いた。紫檀だから明るくて春光賀榮と祥瑞美峰の名が映える。
明治の父と大正の母から受け継いだ心を大切に生きて行こうと決意している。
尾上さんが来てくれて亡母の言葉を話してくれた。

●　2008年12月8日
右掌に以前親指にあった痛みが移動した感じで不気味だ。免疫異常は原因不明で症状だけが強烈なので怖ろしい｡二×七日を迎えたが､野末先生から電話を頂いた。
特命係長を観て来た。

●　2008年12月12日
採血の結果に変化はないが特に風邪を引かないようにとの注意を受けた。自覚症状はないが下痢を伴う風邪が流行って居るそうで人混みは禁止すると言われた。
頭髪も自覚症状がないまま減って居る。

●　2008年12月15日
リッター１０５円のガソリンを入れて走って来た。前回は１７０円だったから、遠出をせずに近場ばかりだった。
ミックジャガーのローリングストーンズを観て、まだまだ自分が運動不足だと感じている。

●　2008年12月21日
母の実家から長男と叔母が、妹が二人の子供に連れらて来てくれた。無理だろうと思っていたので叔母たちの元気な姿と声を聞けて嬉しかった。

●　2008年12月22日
朝から雨､母の居ない生活に少しづつ慣れて来て範代も安心して歯医者に出かけた｡
前回はバリカンが暴走した自己調髪も今回は上手くできた。

●　2008年12月24日
海へ行かないと病院だけでは運動不足になる｡
せめて運転能力だけは失いたくないのでドライブに出るが行く先は屋内になってしまう｡
Ｋ−２０を観て広いビル内を隅々まで移動して回り最後に秋田こまち米10キロを買って帰宅した。

●　2008年12月26日
昨日より気温が10度も下がって､とても寒い日だ。徳田病院へ年内最終の呼吸器診察を受け肺も綺麗な音がして居ると言われ安心した。

●　2008年12月29日
去年は行かれなかったが今年は体調も良くて日本橋の大出庫市へ行く事が出来た。
出店数は減ったが最終日ながら意外なほどの人で賑わっていた。
薬研堀不動尊で獅子舞を見たり超破格の額縁を見つけたりして帽子を買ってみた｡
大渋滞の行列を逃れ兜町駐車場へ車を入れて､干支の丑を買いに高島屋へ立ち寄ったが何時ものように気持ちよい雰囲気の中で買い物が出来た。
何処へ行っても従業員の質は酷いものだが、高島屋本店だけは別格だと感心してしまう。
東京タワー､皇居前を通る通い慣れたコースは空いていてドライブには快適だった。銀座の渋滞でも運転に不安はなかった｡
昨年は綺麗だった日比谷公園の電飾はなく、ひっそりと派遣労働者のテント村になっていた。

●　2008年12月31日
夕方妹たちが到着して愈々大波の2008年を終えた。
母を失ったことで大きな目標が無くなり普通の生活を取り戻すには月日が必要だろう。
健康を忘れることなく過ごしたいと思う。
妹たちとの会話が弾んで年越し蕎麦を食べて元旦の２時ころまで楽しみ、素晴らしい新年を迎えることが出来た。
娘は午後11時から午前３時までの福山雅治ライブに出かけて行った。
母は居ないが充実した年末年始を過ごせて幸せを噛み締めた。