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          スズメバチ科 アシナガバチ属




セグロアシナガバチ


 全国で最も生息数の多いアシナガバチだろう 体長もアシナガバチの仲間の中では最も大きく約2pを超え目立つ為に最もスズメバチと間違えられやすい種であるが性質は大変に温和であって巣に直接刺激を加えない限りには人を刺す事も無く特に恐れる事は無い。                  市街地であっても大変に順応性が強くて営巣も街中でも普通に見られるが例外無く近年では確実に減少している種である事には間違い無く乱獲する事は現金である      家庭菜園やガーデニングでの最大の貢献役であり、青虫類が大好物で徹底的に食べてくれるのでこのハチを嫌うことは全くの邪道である                       巣は主に民家の軒下や車庫の軒下や棚の下等に作られる事が多くアシナガバチの巣を発見した場合の代表種と言っても良いだろう 巣は下向きに作られ大きいものでは直径約10p以上の巣を作る事も普通である ※8月中には育児を終えて巣にハチだけが留まっている事が多くあるが一切の心配は無用で必ずその内にハチは巣を放棄して居なくなるので特に慌てて駆除しなくても良く、居なくなるまで待つ事が一番である。

キアシナガバチ

上記のセグロアシナガバチに余りにも酷似するので普通では見分けを付けることは大変に困難だが見慣れると黄色の部分の明るさの違いや腹部の模様の違いから見分ける事が出来るだろう。                            セグロアシナガバチが街中でも生息できるのに対してこの種では特に自然豊富な山間部近くを好んで生息する為、市街地では先ず見る事は出来ない。                 巣の規模もセグロアシナガバチと比較すると一回り以上に大きな巣を作る事が普通でアシナガバチ類の仲間の中では最も大きな巣を営み10p越えの巣は当たり前である      性質はセグロアシナガバチと比較すると少し敏感で巣に刺激を加えると敏速に反応して刺される事も多いので注意が必要だ。                              セグロアシナガバチと比較して特に大きな巣を作る為に生息地は特に限られ近年の生息数の激減は目に余り、絶対的な保護が必要だ


フタモンアシナガバチ



 一昔前まででは最も多く生息するアシナガバチを代表種であり、市街地にまで当たり前の様に生息していたが近年の生息数の激減は目に余り大変に危機感を感じる種である。  特に絶滅が危惧される種で絶対的な保護を考えなければ取り返しのつかない事態となるだろう。             食性は特にモンシロチョウの幼虫で野菜農家では特別に重宝する種である事に間違いはない。             巣は主に草の茎に横向きに作られる事が殆どで下向きに作られた巣は少ない 以前では比較的大きな巣を作る事が殆どだったが近年の巣は特に小さくなり特に心配だ。     体色は真黒だが明るい黄色の帯模様と腹部の二つの丸い紋模様が特徴的で他の種との区別は特に簡単である。

キボシアシナガバチ

 主に山間部に生息するが山間近くの民家の敷地内でも巣を作る事が多いので姿を見る機会も多いが市街地や街中で見る事は極稀な主であり近年確実に激減している事は事実 体長約2p前後で小型の種であり体色は暗色なので余り目立つ事は無いが巣は大変に綺麗で明るい黄色のまゆを作るので巣だけは良く目立つ ※比較的高位置に巣を作る事が多いので巣の発見は容易である              ※コアシナガバチと酷似するが特に腹部の模様が全て暗色なので区別は出来る コアシナガバチの腹部の一部には明るい黄色が入るので違いは明白。


ムホンホソアシナガバチ




山間部に巣を営むアシナガバチの代表的存在で人家付近に巣を作る事は先ず無い。                     名の通りの体はアシナガバチの仲間の中でも最も細く体色も透明感のある明るい黄色で凄く特徴的で目立つハチであるが近年は他の種と同様に生息数も減少している。      巣は主に山間部の草叢の中に作られるが葉の裏側に巣を作る為発見は困難であり、また足元付近の低い位置に巣を作る事も多いので誤って足がふれると刺される事があるので要注意だが刺されてからも巣の存在に気が付かない事もある 巣の形状は様々で丸い円形の巣を作る事の方が珍しく長細く伸びた巣が最も多く巣のコレクションも楽しいものである。

ヤマトアシナガバチ

アシナガバチの仲間の中でも特に生息数は少なく姿を見る事は極稀である キボシナシナガバチに似るが黄色の帯の部分が明るく鮮明なので区別は容易である           殆どの巣の場合で巣の規模は極度に小さいので新女王蜂の数も少なく絶対数が限られる為、特に保護の必要のある種であることは間違いない。 ※非常に温和な性質    巣は比較的低位置の草むらの茎等に作られるが余りに小さいので発見は困難 ※まゆ蓋の鮮明な黄色が特に目立つが、キボシアシナガバチの巣と酷似する為、ハチが居なければ区別は困難である。