凡ての裁判記録(傍聴した範囲内の記憶)を公開するに当たって一言。被害に遭われたら、泣き寝入りせずに。裁判に持ち込んでください。被害者の皆さんが、自分で出来る、範囲より半歩踏み出せば。被害者の権利が、加害者の権利因り、上に成ると思います。

被害者の一言 照会願出書

意見書(刑事) 意見書(民事) 照会願出書
〒106−0047
東京都港区南麻布3−ト9−23
 オーク南麻布ビル2F
  オットーボック・ジャパン株式会社 御中
    ご担当 義肢営業部 様
小西幸夫
照会願出書
冠省
 さて、私は、交通事故で左大腿を失い、新潟市の株式会社田村義肢製作所から貴社のC-Leg義肢を製作してもらい愛用して生活している大腿切断者です。
 ところで、私は交通事故による損害賠償請求訴訟を新潟地方裁判所に提起し遂行中ですが、貴社のホームページに2006年10月現在およそ100名以上と紹介されているC-Legの日本における普及数、普及程度が論点になっています。
 そこで、C-Legの回答日現在の日本国内におけるユーザー数及び今後の普及見込みについてご回答頂きたく照会しますので、折り返しご回報下さるよう願い出ます。
 なお、合わせて、世界におけるユーザー数や普及状況等に関する資料等をお知らせ頂けると幸いです。
 以上、お手数ですがよろしくお取り計らい下さいますようお願い申し上げます。
草々
小西幸夫  様
C-Legについて
拝啓
 時下ますますご清祥のことと慶び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
 この度、小西様からの照会提出書を受け取りましたので、早速ですが、お問い合わせの件を回答させていただきます。
 下肢切断者が社会復帰し、切断する前の生活に近い環境に戻っていただくことを目的として生産されている義足の中で、弊社のC-Legが性能の比較対象となっております。
歩行環境の変化(平地、坂道、段差、不整路面、階段など)に対応し、立位から歩行までの全ての状態を電子制御するこのC-Legは高機能のために、大多数の使用者が社会復帰され仕事を継続されています。 しかしながら、販売価格は高額であるため、「補装具の種目、購入又は修理に要する費用の額の算定等に関する基準(障害者自立支援法 厚生労働省告示第231号)」への登録申請は見送ってまいりました。 近年C-Legのユーザー数も増加し、公費による購入を希望される方が増えてきましたので2007年8月に公費申請を行いました。 2008年中には許可がおりると予想いたしております。
 日本における使用音数は会社の方針により公に発表しておりません。 世界におけるユーザー数は2006年10月現在、13,000名に達しています。 これ以降は公式に発表しておりません事ご了承ください。
アメリカでは米軍のスタンダードとなっており、負傷者へC-Legが支給されています。誠に申し訳ございませんが、この世界の数字から日本における使用音数を推測していただけましたら幸いです。 一般にこの業界の日本の比率は5-10%程度ということになっております。(ご参考になりますでしょうか?)
ご参考までに、パンフレット等を同封いたします。

ご不明な点などございましたら弊社までお問い合わせください。
今後ともオットーボック製品をご愛顧賜りますようよろしくお願い申し上げます。
敬具
2007/09/03
ご質問・お問い合わせはお気軽にご連絡ください。
〒106-0047 東京都港区南麻布3-19-23
オットーボック・ジャパン株式会社
マーケティング部 義肢担当 ○○○○ 電話:03-XXXX-XXXX

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