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PCよもやま話

集団ディスク

最終更新日:2005/12/19

 現在、外付けで大容量のディスクユニットが売られています。USB接続、LAN接続など多彩ですが、300GB程度が中心です。筆者は、LAN接続でなくとも良いので、単純に自分でディスクが増設できるようなユニット(自作キット)を探していました。当然、RAIDなども不要 です。最近、宇都宮のヨドバシカメラでピッタシのものを見つけ、購入し、実際に使用し始めたので紹介します。

●目的と仕様

 PCには既にディスクが満杯になっているが、更なる容量が必要になった。自動的に外付けになるが、

  • 増設ごとに筐体をやたら増やしたくない。
  • 自分で増設できること。
  • 接続方式はこだわらない。USBでも良い。
  • NTFSでフォーマットできること。(パーティションフリー、大容量ファイル(4GBを超えるファイル)が扱えるので。)

などの条件で探していた。市販の完成品増設ユニットでは、増設ごとに筐体が増える、ACアダプタのものが多い、LAN接続では、テラバイトまでのものがあるが値段が高く、NTFSフォーマットが不可能であるなどで、条件に合わなかった。

●”ドライブドア”(テラボックス)

 Century社から発売されている、ディスク増設ユニット(筐体)で、3.5インチのHDDを4台まで収納でき、USB2.0接続のもの。ヨドバシで2万円弱であった。


ドライブドア(テラボックス)の外観と内部(ドライブを実装した例)の様子

 HDDはATA仕様のものを接続でき、内部の回路はATA66仕様となっているとのこと(メールで問い合わせた結果)。若干遅いが、多分、大勢に影響はないだろう。BigDriveに対応している。ネジやケーブルなども付属しており、ドライバ一本あれば組み立てできる。AC電源であり、すっきりするのも良い。マスストレージクラスになっており、2000やXPでは何もしないでディスクと認識される。

  • ディスクの見え方
    スタンダードモード(一台づつ見える)と、コンバインモード(2-4台までが、あたかも一台のディスクに見える)のモードがある。

  • 電源
    PCの電源に連動するモードがある。

●実際

 とりあえず、250GBのディスクを取り付け、PCに接続。直ぐに、未定義のディスクと認識され、XPの 管理ツールにあるディスク管理プログラムにて、領域の定義とNTFSでのフォーッマットを行った。数分で、新しいドライブとして使用できるようになった。PCの電源に連動するモードで設定し、快調に動いている。2005/12/18 時点で、ドライブは4台に増設、問題なく動作している。