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描画領域

技術解説

描画領域

最終更新日:2007/05/07  新規

●概要

 コントロールは指定された条件で表示する。またコントロールサイズは任意であるので、サイズにリアルタイムに応答する必要がある。

●領域定義

 自身のサイズやインタラクティブな要求に対応し、描画領域は複雑に変化する。いずれの領域も、Rectangleとして定義する。

○全体:MArea

 周囲1ピクセルを除いた部分

○コマンド領域:CArea

 上部にあり、エンドユーザが指示を行うUIがある。高さが固定。

○タイトル領域:TArea

 タイトル表示領域。高さは、フォントサイズで決定。

○グラフ全体領域:DArea

 グラフと目盛引出し部分を含んだ領域

○グラフ領域:GArea

 描画される部分で、グラフ全体領域を5ピクセル縮めた領域。

○関数値ラベル領域:YArea

 デカルトでは、Y軸、極座標では、R軸のラベル領域。幅をそのとき表示するラベルの最大幅で決定。

○変数値ラベル領域:XArea

 デカルトのX軸。高さをラベル文字高さで決定。極座標の場合は、角度ラベルに相当するが、この場合は特殊扱いとしている。

●決定順序

  1. MAreaの幅、高が決定される。コントロールの最小サイズは、150X150としているので、これ以下にはならない。
  2. CAreaの幅を決める。
  3. タイトルがあれば、その文字高を基準にしてTAreaの高さを決める。なければ、固定高。
  4. 変数値域できまる関数値域から、必要な関数値ラベルを求め、その最大幅を計測し、YAReaの幅を決定する。
  5. 変数値域できまるラベルの文字高さを計測し、XAreaの高さを決める。
  6. DAreaの幅と高が決まる。
  7. YArea、XAreaの全てが決まる。