ホーム ] わが家のPC環境 ] PCよもやま話 ] PC自作講座 ] PC音楽システム ] PC写真システム ] Exifファイル入門 ]

上へ
自作のすすめ
企画
設計
製作

PC自作講座

設計

最終更新日:2004/09/05

 企画を現実にするために具体的に決める工程です。部品選定、スロット、ベイの配置などを決めます。購入するまではシリーズな工程ではなく、行きつ戻りつになると思います。

●部品、メーカの選定

 ある程度企画での技術的項目の決定で決まる場合もあるが、以下の主要要素(部品)の仕様から具体的にメーカ、品名を決める。場合によっては、複数を挙げ比較検討する。記録を残しておくと、後日役に立つ。

  • CPUの選定
  • メモリの選定
  • MBの選定

    CPU、メモリが決まれば、それを搭載できるMB(MB上のチップセットが重要)を選ぶ。より速いCPUへ交換する計画があれば対応できるMBを選んでおく。
     

  • ケースの選定
     
    • 自作の場合は、作業性、拡張性、放熱性など考慮して、タワー型をお勧めする。ミドルタワー以上とする。左右側板が独立していて簡単にはずせるものを選ぶ。
    • 電源は最新規格で300W以上のものを選ぶ。MBによってはメイン電源ケーブルが届かない場合もあるので、事前確認をしておく。(最悪、延長ケーブルもある)多数のドライブやカードを設置する場合は、350-400W位にしておけば安全。
    • 資金に余裕があればアルミ製ケースが良い。加工精度、組立性、放熱性が良い。(鋼板性の3-4倍の値段、3-4万円)
    • 目的によって、外部ドライブベイ数、内部ベイ数などを決め、それに応じたケースを選ぶ。内部ベイに拡張ディスクを多く設置する場合は、ファンにて冷却できる構造のものを選んでおくと安心。
       
  • HDDの選定
     
    • システム用には50GB以上あれば申し分ない。7200回転、2MB以上のキャッシュであれば良い。
    • 流体軸受けなどは音が静か。
    • 最近安くなっているので、容量をあまりケチると後悔する。ビッグドライブ(136GB以上)の場合はMBの対応を確認する。

●システム構成を決める

 スロットの使い方、ドライブの設定場所などを決める。最近は。割り込みなども自動設定され、またカスケード構成にしてくれるので全く気にする必要がない。

●購入先/方法を決める。

 DOS/V専門店か、量販店か?、通販か?

  • DOS/V専門店:専門知識を前提にしているので、初心者は入りづらい。
  • 量販店:DOS/Vパーツもあり、初心者にも親切。
  • 通販:慣れればこちらも便利。インタネットで簡単に買える。東京や大阪など以外の人にお勧め。

●OSの購入

 もし、マザーボード、メモリやHDDなどを購入するのならOEM版のOSを同時に購入すると良い。バージョンアップではないので、以前の状態や以前の版の確認がインストール時に不要となる。基本的に安価。詳しいマニュアルはついていなし、箱にも入っていないが、別段困らない。

●バルク品

 メーカ品であるが、余計なケース、包装、説明書、おまけソフトなどを廃して安くしたもの。初期不良交換は可能。CPU、メモリ、HDD、その他のドライブ、I/F類など種々揃っている。最近量販店でも置いてある。