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コードによるライブラリ管理

レイティング管理

最終更新日:2006/07/16 新規

 従来、アルバムのタグを利用して、A、B、C、U なる曲のランク付けを止め、WMPの評価方式を採用する。WMPのUI、ポータブルのUI によるインタラクティブな管理の他、コードによる管理も必要となるので、その方法を紹介。

●レイティング(評価)

 WMPでは評価と言う項目で表示される。ユーザには★の数で表示される。評価には、自動評価とユーザ評価があるが、自動評価は、内部で自動的に再生回数などから統計的に付与されるものである。

 ここで注目するのは、ユーザ評価である。ユーザ評価は、WMPにて自由に設定できる。設定すると濃い色の★になる。★の数は、1〜5 で、5 が最高。(ユーザ評価が設定されていないと、自動評価となり、薄い色の表示となる。)

●レイティング属性

 これは、タグとして持っていなく、ライブラリにより管理される。属性は、UserRating となっている。SDKでは、ReadOnly属性となっているが、設定ができる。WMP10では、オプションでこれを音源に埋め込めるとなっているが、確かにファイルに埋め込まれることは確認した。

○参照

 media.getItemInfo("UserRating")

 文字列で表した数値が返る

○設定

 media.setIiemInfo("UserRating","XX")

 "XX"は、文字列で表した数値

●値と★の数(従来のランク)

 レイティングの値は、★の数を表すのではなく、0〜100 までの数値のようだ。実測したところ、下表のようになった。参考として従来の筆者のランクを対応させた。

規格値 ★の数 ランク
0 0 0 U
1-24 1 1 C
25-49 25 2  
50-74 50 3 B
75-98 75 4  
99以上 99 5 A

 値は実験で使用した値、規格値は、★の数が、正しくWMPに認識される値である。これ以外では、★の数は表示されるが、選択条件では認識されない。従って、規格値を採用する。