PC音楽システム |
WMP概要 |
最終更新日:2006/07/15 新規 |
以前のポータブルでは、途中でWMPによる管理に適合したため、筆者としても、WMPでの管理は使い込んではいなかった。今回は、これがないと始まらないので少し調べてみた。
●WMPのライブラリ管理
WMPが管理するのは、
- 音源フォルダの管理、監視
ライブラリと言う概念で仮想的に管理される。つまり、音源のコピーはなく、ソースとのリンクで管理されている 。このライブラリはセキュリティ管理されている。
- 基本音楽情報はWMAタグとなる。WMPで更新されたタグで管理される。付加情報は、ライブラリ内に保有される。
- オーディオデバイスとの(双方向)同期化
双方向とは、デバイス側で行った変更(削除や評価(☆マーク数)変更など)も、ライブラリにも反映されることを言う。従って、管理下の置かれたフォルダは変動するので、保存版にはならない。
同期化は煩わしい追加転送、再転送などを完全自動化されるので便利は良い。しかし、音源フォルダを自分でも管理したい時は不便となる。勝手に自分で変更するとライブラリ情報と、実情報の不一致が生じる
ので、コードにて手続きをして変更する必要がある。gigabeat
60V は、WMPでしか管理できないので、このWMP管理下でのシステムを再考する必要がある。
●管理の実際
いたって簡単である。
1.ライブラリ登録
gigaで聞きたい音楽ファイルを含むフォルダを指定して、WMPでライブラリ化する。フォルダは階層になっていてもOK。ファイル名はこの際関係がなく、必要な情報は全てタグから自動的に取得される。ここに登録された音源が同期化対象となる。監視フォルダを複数登録できるが、フォルダ監視はシステムに負担を掛ける場合があるので、筆者としては利用しない。
2.ライブラリ管理
登録されたライブラリは、自動的に、アーティスト、アルバム、ジャンルなどで分類され表示される。修正は自由にできる。再生リストも作成できる。
3.同期化
WMP管理方式に適合したメディア・プレーヤを(USB)接続すると、WMPは自動認識する。同期化は、自動と手動があるが、いずれにしても、双方が完全に自動的に一致する。ライブラリでタグなどを修正した音源も再転送される。
自動にして置けば、やはり便利である。
ポータブル側で曲の評価を変更し、これが同期化でライブラリに反映されることを確認できた。
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