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ここで言うメディア情報とは、音源やその中の音楽に関する情報である。WMPやポータブルでは、ポピュラーやクラシックも一緒になるので、それを踏まえて、それぞれの再生スタイルを実現できる情報管理/設定が必要となる。 ★基本事項 ●考え方 まあ、どうでも良いことであるが、WMPやポータブルでの曲の選択、抽出、再生中の各種表示が適切になるように設定する。このためには、WMPやポータブルで、メディア情報(タグ)がどのように使われているかを分かっていないといけない。 ●メディア情報(タグ)の使われ方 ○WMP曲選択 ライブラリツリー表示では、
○WMP再生中 再生中の自動表示では、
○gigabeat 60V 曲選択 UIのトップ層には、ジャンル、アルバム、アーティスト、再生リスト、曲の5つがある。それぞれの遷移図を示す。 ・ジャンル
・アルバム
・アーティスト アーティストの場合は、若干複雑になる。アーティスト名が、タグのアーティストとアルバム・アーティストの両方から抽出される。 また、タグが空白であれば、"不明なアーティスト"に分類されるので、以下のようなロジックのようだ。
アルバム・アーティストの場合は、アルバムとして展開され、アーティストの場合は、直接、曲リストになる。この混合になる場合もある。 アーティストは、曲に固有(アルバムフリー)、アルバム・アーティストはアルバムに固有な情報と思えば上記が理解できる。 ○gigabeat 60V 再生中 ・表示情報 形式は数種あるが、いずれも以下の情報が表示される。
また、再生中に評価を設定/変更できる。 ・トラック番号 規格として1から始まる番号とされている。100未満が望ましいようだ。実際には空白でも良いが、空白だとWMPで再生したとき、番号が自動的に設定され 、これが結構うざい。基本通り、アルバム内で1から始まる連番にしておくのが好ましい。 ・再生順 アルバムとして再生する場合は、アルバム内のトラック番号順となる。アーティストの曲群として再生する場合は、曲名の順となり、トラック番号は無関係となる。 ★設定 上記の基本事項を踏まえて設定方針と実際の設定を行う。 ●ポピュラー ○再生方法
○実現方法
●クラシック ○再生方法
○実現方法
●メディア情報 以上をまとめると以下のようになった。 ○全体 まとめると下表のようになる。ユーザ設定はタグには反映されないので使用しない。
表で、
ことを示している。従来、データベースで保持していた情報は、ほぼタグで持つ。 列見出しが緑色の列は、実際に適用する属性である。 ○区分 ポピュラーとクラシックが渾然一体となっているのは気持ち悪いので、Category 属性を利用して、
のカテゴリに分類する。この項目はWMPのUI上では、区分 としてアクセスできる。抽出の対象となるので都合がよい。 ○歌詞 WMPの拡張機能で設定できる。しかし、WMPで再生中の歌詞表示が可能とあるが今ところできない。自製アプリで表示するために設定する。実際に格納/取り出しができることを確認。 但し、物理的に曲ファイルに埋め込まれている様子はない。歌との同期化歌詞もできるとあるが、設定は面倒そう。 ○ヨミ 曲名のヨミカナを参考のために設定する。サブタイトルを使用。自製アプリで曲名検索などに利用する。 |