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わが家のPC環境 |
ADSL導入記(もう昔の話) |
最終更新日:2006/09/04 |
昔、ISDNからADSLにした時のエピソードです。
●ADSLルータの検討
複数のPCがあるので、迷わずルータとした。ADSL専用か汎用(将来光に対応できる高速のもの)か迷ったが、中速で準汎用(ADSLモデム内蔵で切断できるタイプ)とした。家屋内のLAN配線をしたくないので無線機能付きにした。選定した機種は、NTT-MEのMN7530で、8/1.5M両用、無線アクセスポイント機能、10/100BASEのスイッチングポート機能(4ポート)が付いおり、スプリッタとUSB無線ポートが付属していた。
●ADSL導入顛末
希望
インタネットで局からの距離を測定すると4kmと比較的近く、NTTに相談しても、8Mを勧められ希望に胸を膨らませていた。
お先真っ暗
ISDNから通常の電話にし、ADSL工事が終了。ルータを接続して回線接続を試みたが、どうもキャリア自体の検出も不安定で、当然接続プロトコルに行かない状態であった。設定や配線をチェックしたがやはりダメであった。ちょっと真っ青になり、NTTに電話。幸い、NTT関連会社製のルータであったためか、NTTから人が来てくれチェックしてくれた。一部、内部の電話配線が間違っていたのが発見され(このときは胸を撫で下ろした)正しくしたが結局同じであった。NTTが持ち込んだモデムによる接続も不可、8Mか1.5M再確認もしたが、局の回答は8Mであるとのこと。局からここまでの電話線のチェックもし、余計なスタブも処理してくれたがやはりNGであった。運が悪かったと思って下さいと言って、NTTは退散した。
呆然とする。
光明(やって見るモンだ)
そのあと、ルータの回線設定を何の気なく見た。8M優先(このルータは自動選択機能があるが、効率化のため、速度優先設定がある)としていた(これは正しい設定)が、試しに、1.5M優先にしてみた。すると、今までと異なる動き。キャリア検出ランプが安定に点灯、次のステップに行った。やがて、プロトコル成功の状態になり、回線接続完了となった。
半信半疑でブラウザを立ち上げると、NIFTYのホーム頁が今までと比べようもなく高速に表示されるではないか!
1.5M契約とする
ルータのメーカであるNTT-MEに電話して、こんなことがあるのかと確認、技術担当から後ほど連絡があり、8MのADSLは信号仕様的に、1.5Mを包含している(1.5M成分も含まれる?)ので、8Mの信号を1.5Mとして受信可能とのことであった。結局、私の推測だが、回線の状態が悪く、8Mの信号成分が到達できなく、1.5M成分のみ到達していると判断。(この辺(西那須野町)は昔の配線で、割と局と近いのがアダとなっている、つまり、近いから細い線で配線している。とのことであった。
!?)仕方なく、1.5M契約とした。