最終更新日:
2012年03月09日
アナログ・ディスク・プレーヤの紹介
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MICRO DDX−1500 他
| アナログ・ディスク・プレーヤの構成
アナログ・ディスク・プレーヤは、いくつかのコンポーネントの組合わさったサブシステムです。各コンポーネントを次に示します。
ターンテーブル: レコード盤を一定速度で静かに回転させるための必需品です。
トーンアーム: カートリッジを盤面に位置づけたり、針圧をかけます。必需品です。
カートリッジ: 構造の違いで、MM(moving magnet)型、MC(moving coil)型、IM(induced
magnet)型などがあります。レコード盤の音溝の振動を電気信号に変換するための、プレーヤの心臓部です。
MC昇圧トランス: MC型カートリッジの場合に必要です。電圧の増幅とインピーダンスの整合を行います。
フォノ・ケーブル: カートリッジからの微小電気信号を、プリアンプに送ります。
メンテナンス用品 他: レコードクリーナー、針圧計、ストロボ回転計、水平器、設置台、……
1980年ごろはディスク・プレーヤーの全盛期でした。
そのころの、重量130kgの超弩級マイクロ SX-8000 IIの紹介記事はここ、P1、P2、P3。
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Shure V−15 TypeV−MR Phono Cartridge
Shure V-15 TypeV-MRの針なしをeBayオークションで購入しました(2007年6月)。
V15V-MRの交換針はVN5MRですが、現在入手が困難になっています。なお、似ている型番のV15VxMRの交換針はVN5xMRですが、まだ入手可能です。
一部の情報で、V15TypeW用VN45HE交換針が、初期の黒いパッケージ箱のV15V-MRには使えるとのことなので、入手しました(写真)。
JICO製S.A.S
国産スーパーアナログ・スタイラスです。V15V-MRで使用するには加工が必要でした。VN45HEの真鍮製(金色)ボディはやや太くて、そのままでは、1/3程度しかカートリッジ本体に入りません。無理して押し込むと抜けなくなります。そこで、真鍮製のボディを#1000の耐水サンドペーパーで慎重に削ります。削りすぎると、ボディが弱くなるため、少しずつ削ります。削るというより磨くという感じです。但し、交換針のプラスチック部分
(ストッパ)が本体に当たるまで、十分差し込めないと、カートリッジ出力が小さく(-20dB)、また、モノーラルのような定位になります。
焼き鳥の竹串の先を平らに削り、その部分に耐水サンドペーパーを接着します。これで、細かい削り作業が出来ます。
古い機器の保守は大変です。
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FR FRT−3 MC用トランス
Fidelity-Research FRT−3 MC用トランスを、またまた、Yahoo!のオークションで購入しました(2001年6月)。
…………現在、音だしの準備中です…………
……MCカートリッジはあるのですが、その重量に耐えられるトーンアームが!……
トーンアームが入手できました。それも、無料でした。詳細は、マイクロ DDX−1500の紹介を参照!!(2002年1月)
ORTOFON MC−20、FR FR−1と、Shure V−15の対決! 好みはV−15です。
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| 自作ディスク・プレーヤ収納ケース
これらの
部品類を、ケースに収めます。これは、スピーカーからの音響フィードバックによる音の劣化を避けるためです。Auctionでアクリル板を購入し、自作しました。
横板は20mm厚、他は10mm厚。上蓋に8mm厚のアクリル板を使ったため、蓋の上げ下げが重くなってしまいました。ちょっと、スペック・オーバーの造りになってしまいました。
これなら音響フィードバックは、皆無でしょう。床からの振動は、軽量コンクリート造りのため極少です。
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マイクロ DD−8 アナログ・ディスク・プレーヤ
マイクロ DD−8 アナログ・ディスク・プレーヤ(中古)をYahoo!オークションで購入しました(2001年1月)。(写真・右)
1982年発売当時、¥99,800円を¥11,000で購入できました。
ジャンクと言うことだったのですが、サーボ回路を調整するだけで完動しました。こんな時に,電気の知識があると、儲けが出ます。
音質は、S/Nが良くなり,また、安定感(地面に足がついてるような)が増したようです。
やはり、35cm径のターンテーブルのおかげでしょうか?
過去のLP(アナログ・ディスク)の音が、よみがえったようです。ドナ・サマーも!
いまさら、アナログ・ディスク・プレーヤを買い換えることも無いのでしょうが、逆に言えば、いま買っておかないと入手不可能になりそうなので、購入に踏み切りました。
しかし、マイクロ DDX−1500を購入(2001年12月)したので、現役から退きました。
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