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ライブラリによるアプリケーション

ネットワーク型プレーヤ

最終更新日:2006/08/10  新規

 既に読者の中には家庭内LANを構築している人もいると思うが、小規模な個人的なネットワーク環境で、複数のPCがある場合、所有音楽を一箇所で管理したいと思うはず。こんな場合は、メデイアサーバなど大袈裟なものでなく、簡単なネートワーク対応の音楽サーバを構築できる。

●原理

 ファイル(フォルダ)の共有と、WMPのネットワーク機能を利用する。シリアル化して配信するなど高度なことはしないで、単純なファイル共有状態で利用する訳である。これは、小規模であること、同時に再生することはほぼない(自分は一人だから)ことなどが前提である。もし、LANが高速(100Mb 以上)のスイッチングハブなどを使っていれば、同時再生も可能となる。

●方法

 セキュリティソフトがある場合は、サーバ側でWindowsファイル共有を許可する(多分、デフォルトでは禁止)設定(ファイアウォール設定部分)を行わないと、クライアントからファイルが見えない。

○ローカルWMP

 ローカル(クライアント)側のWMPは、リモートのWMPライブラリとは非リンクとする。 ネットワーク上にある音源もライブラリ化できるが、これだとライブラリ管理が一元化できない。ローカルWMPにとっては、自分が管理するライブラリ外の音楽の再生となる。従って、"再生した曲を自動登録しないモード"にして置く。 ローカルWMPが独自のライブラリを保有していても別段構わない。

○リモートWMP/共通情報

 リモート(サーバ)側のWMPのライブラリの音源フォルダを共有にする。セキュリティ設定を確実に行う。音楽DBについても共有にする。

○ネートワーク型プレーヤ

 Webベースではないので、クライアント側にアプリが必要となる。ローカル版プレーヤとUIはほぼ同じとなる。

・共通情報

 共有フォルダをネットワークパス(絶対パス)として持ち、共通情報にアクセスする。ネートワーク検索を行うと時間が掛かるので絶対パスとする。

・プレイリスト

 リモート側のライブラリをローカルで反映しない方式となるので、ライブラリの曲情報は、リモート側のデータベースから得る。

 ユーザが選んだ再生したい曲が明確になったら、以下のようにプレイリストを生成する。

  1. 選ばれた曲番号にて、sourceURL を演算にて得る。

  2. そのURL にて、newMedia を生成する(音源ファイルのオブジェクト化)。

  3. プレイリストにその media を追加する。

  4. プレイリストをローカルWMPで再生する。

 以上にて、ローカル側のライブラリには一切影響はない。