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恵那山広河原ルート情報

ルート図

広河原ルートへのアプローチ林道(霧ガ原大谷線)の状況
<落石の危険があるため、登山口から1.7kmばかり手前、つまりS字カーブ手前の広場に車をおいて歩いて いただくことになります
H15-4-29の記録

【広河原から恵那山】
平成15年緑の日、恵那山・富士見台山開きの日。広河原ルートの状況調査に行ってきた。
登山口 登山口には、石に埋め込んだ立派な登山ボックスがある。昨年の5月登山ボックス取り付けた帰り道、 不慮の事故でなくなった熊谷氏を偲んで4月26日に、有志の手で除幕されたばかりである。
6:05に登山口を出る。先行者若い人 二人、中高年一人。本谷川にかかる橋も架け替えられたが、 それでも少しの出水で通行不能になるだろう。良く整備された急坂をダブルストック・大股歩行で ガンガン登った(つもり)。
6:35尾根に出た。標高差230m、距離650m。つまり時速1.3km。天気は良いが靄がかかり遠望は利かない。 一汗かいて、Tシャツになって登る。
岩ウチワ ようやく傾斜も緩くなった。A1550m付近にはイワウチワの群落がきれいな花を咲かせていた。 雪庇 A1750m付近から 前方の急な尾根を見ると、雪庇が大きな雪渓となって延びている。A1800mから本格的な残雪とり、 大きな雪庇の上を歩くことになる。雪は丁度歩きやすい位の硬さで、快適に登ることが出来た。危険というほどでは 無いが、気温が下がって雪が硬くなった場合、特に下りでは、初心者はストックでバランスをとりながら慎重に行動すべきである。 踏み跡はしっかりしているのでアイゼンは不要だろう。
全体にこのルートは展望が良く、御嶽山から乗鞍、北アルプス、中央アルプス、南アルプスと日本の主な山を全て見渡すことができる のだが、今日は御岳と中央アルプスが霞んで見えるだけ。
8:00恵那山から東に延びる主稜に出た。この尾根は長野県と岐阜県の県境で、かつて、黒井沢登山道はこの尾根を通っていたが、 今は200mばかり下から巻き道を通り、避難小屋に出るようになっている。
主稜に出るとあと一頑張りということになる。”あれが頂上か” と登っていくとまだ向こうに頂上が見えてくる。ここはニセ頂上と 呼ばれる所であるが、ここまで来れば頂上三角点はあと一息である。
頂上三角点には8:30に着いた。時間が早いせいか、誰もいなかった。ここから山頂避難小屋までは約10分である。 この尾根も雪があると結構広く感じる。テープなどの道標もないので、ガスが濃いときは不安になるだろう。まだ残雪は1m 近くといったところ。
頂上避難小屋付近は一昨日に比べてもはっきりと雪融けが進んでいることが分かるほど雪が減っていた。
避難小屋 登山口から頂上三角点まで、中高年が急いで2時間半、普通に歩けば3時間といったところだろう。 下りはそれぞれ30分短縮できるだろう。
比較的歩きやすい道だから、恵那山としては入門コースである。ただ、残雪の山であるので、地形を読みながら、踏み跡を外さずに 自分の進むべきルートを自分で決めることが必要である。


【恵那山から神坂峠】
時刻も早かったので、神坂峠へ下ることにした。この報告はこちらをご覧ください。





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