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恵那山神坂峠ルート情報

神坂峠からのルート図は国土地理院1/25,000地形図を参照願います。


H15-4-29の記録
これは、広河原登山道から恵那山を経て神坂峠までの報告の内、恵那山から神坂峠の部分です。
前半の広河原から恵那山まではこちらをご覧ください。

【恵那山から神坂峠(下り)】

山頂避難小屋に着いたのは8時35分だった。ここでパンなどを食べながら考えた。 このまま広河原へ引き返すのももったいない。”神坂峠へ下りて、あわよくば恵那山・富士見台山開きの 振るまいにあずかろう”と。

9:55に山頂小屋を出た。小屋の裏から神坂峠方面へは左(北から西へ)へ曲がらなければならないが、 踏み跡が輻輳していて知らない人は戸惑うだろう。もちろん地図とコンパスを使用できる人には何の 問題もない。残雪期のこの稜線は結構厄介だ。路面が高くなっているだけ木の枝に引っかかる。 踏み跡もそれを避けて迂回しているので、夏道どおりに行くことは出来ない。しかも、状況は融雪によって 日に日に変化しているのである。地形と方角を確かめながら、誤って谷へ下りないように気をつけなければならない。

前宮分岐 前宮登山道との分かれ道で神坂峠へはほぼ直角に右折しなければならないが、ここを見過ごすと、前宮登山道や 旧落合道に迷い込むことになる。小屋からここまで約30分(9時20分着)である。分岐点には案内板が露出しているので、 この時間を覚えていて注意すれば問題ないだろう。




残雪 前宮登山道との分岐点を過ぎて300mほどは最大傾斜30度の急坂になる。登りも苦しいが、下りは危険である 積雪が少なくなっている上に、柔らかいので思わぬところで足を取られることがある。それに急斜面だから、初心者にとっては 厳しい試練となろう。だから思わぬ時間を消費することになるかもしれない。



天狗谷の上部は無雪期でも危険なところである。残雪期には例え雪がなくても氷が残っている場合があるので注意を要する。 標高1850m、つまり天狗谷上部から下は残雪が少なくなるが、笹の上にわずかに残った雪の上に不用意に乗ると全く抵抗も無しに 滑るので注意が必要である。
天狗谷を過ぎると危険箇所はなくなる。まだ先は長いが、力をセーブして一歩一歩ゆっくり歩けば案外距離を稼げるものだ。 分岐点から大判山まではたっぷり1時間かかった。場合によったら1時間半くらいかかるかもしれない。振りかえれば 屏風のように大きな恵那山が眼前に広がるだろう。大判山は、恵那山ー神坂峠の中間点である。
ショウジョウバカマ ウバナギを過ぎると道は長野県側を巻いていて、アップダウンが少ないので距離をグングン稼げる。 鳥越峠は、4叉路になっていて、左へ下ると追分を経て大桧臨時駐車場へ至る。右は、広河原への林道に至る等高線に沿った長い道である。 神坂峠へは真中の稜線の道を行く。足の速い人なら40分、普通は1時間といったところ。
鳥越峠から30分ほどアップダウンを繰り返すと標高1700mの千両山に着く。ここは恵那山の展望台でもある。

11:30神坂峠着。11:40万岳荘に着き山開きの豚汁などの振舞いにあずかることが出来た。







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