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恵那山黒井沢ルート情報

ルート図は国土地理院1/25,000地形図を参照願います。
このルートの詳細は下記の通りで、まだ一般登山道としては 不適格です。特別な目的が無い限り、他のルートを選んでください。


H15-5-7の記録
黒井沢の橋 中津川市観光課、森林組合、中津川山岳会の皆さん、総勢7名で黒井沢登山道の橋を架けに行ってきました。
ただ、依然として川上から黒井沢登山口までの林道は車両通行止めですので、3〜4時間の林道歩きを覚悟しなければなりません。
登山口から林道をしばらく行くと細い登山道になりますが、すぐに黒井沢本流を渡ることになります。この沢は水量が多いため渡渉には 苦労すると思います。まだ仮設ですが橋をかけました。 その他、高巻きのための道を付けたり、倒木を処理したりしましたので、若干は歩きやすくなりました。




H15-4-27の記録
東濃ACの足立氏と登山道の現況調査のために黒井沢登山道から恵那山へ行ってきた。朝5時丁度、中津川市役所を出発。 登山道調査ということで東濃森林管理署、黒井沢林道への車の乗り入れ許可を得ていたので、黒井沢林道をひた走る。ほとんど舗装されて いた5:45には黒井沢登山口の着いた。6:00体制を整えて出発。 黒井沢の橋 昨日の雨と雪融けが重なって急な崖を滝が落ちている。登山口より奥でも工事中との情報もあったが、 実際は登山口から500mばかりの所で黒井沢を渡る橋が架け替えられているだけであり、そこから上は、かつての集中豪雨の爪跡 がそのまま残っていた。この橋を直したということは、これから上も改修するのだろう。この橋の上では流れが変わったのか、かつては深 いカマになっていたところに水が全くなくなっていた


この橋から250mばかり上流では、左側から落ちている急な沢が崩壊している。水量は少なかったが、河原を歩くことになり、出水時には 危険である。




更に100mばかり行くと道がなくなり、左側を大きく巻くか、河原におりて渡渉になる、水量が少ないと飛び石伝いに渡ることも出来る だろうが、結局くるぶしの上まで水に浸かってしまう。



更に200mばかり行くと黒井沢の本流をもう一度渡ることになるが、ここの橋も流されてしまった。この沢は特に水量が多いので ダブルストックに体を預けて飛んでも水の中へ落ちてしまった。この先にも崩壊地はあるが、幸い谷筋ではないので危険は無いが、 ルートのとり方のよっては苦労するだろう。

谷筋から出て、避難小屋に着くとホットする。この避難小屋は荒れていて、中に入るには勇気が要る。入り口にはシートが張られ 本当の避難小屋の機能をかろうじて全うしている。

ここから先は恐らく荒れていないだろう。ここから野熊谷を大きく左に巻いて再び野熊谷を渡ることになる。この橋も間もなく水中に 没するか流されるかの運命だ。



1620m付近から残雪が目立ってきた。野熊の池避難小屋は清潔さを保ちながら静かに立っていた。それにしても、野熊の池の水量 の多さはどうだ。普段はどこから流れてくるのか分からないくらいの水量だが、今日はドウドウと音を立てて流れ込んでくる。流れ出る 方と言えば、轟音をとどろかせて赤ナギへ流れ落ちている。


野熊の池から東へ回りこんで赤ナギの尾根に出るとようやく視界が開けるが、今日はあいにく展望は利かない。1992mの標高点辺りまで 登ると残雪も本格的になる。冬には大きな雪庇の出きるところである。まだ2mを越す残雪である。




水場へのトラバース道は雪の重みで倒れた笹が道を完全に覆っていたし、水場はまだ雪の中に違いないので、そちらの方は敬遠し、積雪期 ルートをとり、広河原ルートへ出て登ることにする。


10:40山頂避難小屋着。黒井沢登山口を出てからなんと4時間40分。山頂、避難小屋周辺には20名ほどの登山者がいた。まだ、 到着する人も多いと思われるので、30名近くの登山者になるだろう。小屋では柴田会長はじめ中津川労山の人達が雨戸をはずし、雨どいを 設置していた。小屋も冬眠から覚めて、目覚めたという感じである。積雪は、日当たりの良い小屋の前で1mといったところでしょうか。 4月17日の「前宮登山道情報」の写真と比べてみてください。 長雨だったので、融雪は急速に進んだ様です。


 軽装の登山者が多いことは例年の通りだ。案内書のコピーを持っているだけでコンパスを忘れたのか、それとも使い方を知らないのか、 これから行く方向が分からなくて大声で聞いて来たり、他人を頼りにする登山者が多いのだ。人に聞くことは悪いことではない。ただ、 地図とコンパスをセットにして使用している人を見ることは皆無といって良い。この時期だって、他の登山者がいないこともあるし、ガスで 先が見えなくなることもある。そんなときどうするだろうか。恐らく見当をつけて強引に進んでしまうに違いない。
この大形連休に何かがなければいいが と思う。







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