凡ての裁判記録(傍聴した範囲内の記憶)を公開するに当たって一言。被害に遭われたら、泣き寝入りせずに。裁判に持ち込んでください。被害者の皆さんが、自分で出来る、範囲より半歩踏み出せば。被害者の権利が、加害者の権利因り、上に成ると思います。

刑事判決|検察官調書|供述調書

供述調書 平成16年12月27日 平成17年2月24日
供 述 調 書
本 籍  熊本県熊本市
住 居  新潟県新潟市
職 業  会社員
氏 名  加害者
昭和日生(歳)
 上記の者に対する業務上過失傷害被疑事件につき,平成17年2月24日,新潟地方検察庁高田支部において,本職は,あらかじめ被疑者に対し,自己の意思に反して供述をする必要がない旨を告げて取り調べたところ,任意次のとおり供述した。 
 私は,平成12年2月から,新潟市に住み,株式会社の新潟駐在員として働き,開業医や病院等に医薬品の情報提供をする仕事に従事しております。私の担当地域は,上越地域を中心に,長岡,糸魚川地域も担当しておりまする私は, 平成15年12月13日に, 柿崎町の北陸自動車道で交通事故を起こし、歩行者の被害者(甲)さんと被害者(乙)さんに怪我をさせてしまいました。この事故の当時は,私の新潟県内での冬の自動車運転経験は, 4年目に入っていました。新潟県内では, 冬季間は,積雪のため,タイヤがスリップしやすいので,スタッドレスタイヤを使用する必要があることは分かつていました。私の経験上,上越地区では, 12月初めころには,雪が降り始めるので,そのころに,夏用のタイヤからスタッドレスタイヤに交換する必要性があるとい感じていました。事故の時,柿崎トンネルに入る前には,天候|は雨で、それ程強く降っていなかったので, 私は, 油断して進行してしまいました。 12月中旬に入つていましたから,上越地域の所によっては,雪が降っている可能性も十分予測できたのでした。当時私の自動車はまだ夏用のタイヤを装着していました。従って私は,柿崎トンネルを出た付近の路面に積雪があるかもしれないことを予測し,また,夏用タイヤであつたことから,積雪があればスリップしやすいので,予め減速してスリップしないように速度を調節して進行し,急ブレーキ・急ハンドルにならないように注意しながら運転すべきだうたと思います。また, トンネルの出口付近が白くなつていることに気付いた時に,直ちに, 積雪があるかもしれないと判断して減速すべきだつたと思ます。そのようにしていれば事故を起こすことはありませんでした。
 その他,事故の状況については,前回述べたとおりです。
加害者 印
 以上のとおり録取して読み聞かせたところ、誤りのないことを申し立て署名押印した。
前同日
新潟地方検察庁高田支部   
検察官事務取扱副検事
検察事務官

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