マックホルツ彗星(C/2004Q2) 2005.03.01
@ボーグ12.5cmED屈折で撮影

A20h43m〜21h48m(5分×5枚+7分1枚)

上の画像を元に反転画像を作成して元画像と合成したもの↓です

前回(2/11)から半月以上のブランクがあったので、撮影直後の背面液晶モニターにイオンテールのスジを確認できた
時は驚きました。まだ尾が残っているとは思わなかったのです。次回は、18cmF4ライトシュミット鏡筒を出してみようと
思います。とはいえ、彗星は小さくなってしまい遠ざかっていることに変わりありません。
快晴で透明度も高かったが、肉眼での確認は失敗。4×22小型双眼鏡ではピンぼけ恒星状(=球状星団のような
感じ)に見えます。北極星の近くなので、ファインダーや双眼鏡で北極星からカシオペヤ方向に視野を少しずらすと
見つけられます。低倍率なら北極星と同じ視野に入ります。
AタカハシFS-60C屈折で撮影

@20h48m-21h19m (5分×6枚)↑画像の上が北方向
上の画像を元に反転画像を作成して元画像と合成したもの↓です

(画面右が北方向です)
途中、航空機が彗星を
かすめて通過したらしく
19h50-55mに撮影した
←画像には斜めに2本
軌跡が写っており、うち
1本が見事に彗星頭部
に接している。

平行線の幅が狭いこと、
その時の爆音から旅客
機のような大型機では
ないことが分かる。
それほど明るく写ってい
ないことから、
高速移動したと思われ、
恐らく自衛隊戦闘機か
偵察機?と判断したが、
真偽は定かでない。

航空機は、
画面右(北東)から
左下(西)へ移動。
↑肉眼と音で確認
(注)北東=関東?方面
 西=金沢・小松方面
*撮影データ* 2005年3月1日(時刻は画像に掲載)

*カメラ* @ニコンD70 (ISO800、RAW、NR-on)/AEOS Kiss_D(IRC除去機、ISO800) 
*レンズ* @ボーグ12.5cmED+レデューサ(合成fl=680mm)/AFS-60C+レデューサ(合成fl=300mm)
*@センサー赤道儀+76ED(AGA-1)で自動ガイド/AEM-10赤道儀ノータッチガイド
*撮影地*自宅(富山県南砺市)
各JPG画像をRegiStax3を用いて彗星頭部基準で加算平均合成。
Photoshopで色調レベル、トーンカーブ、トリミング、リサイズ等。