マックホルツ彗星(C/2004Q2) 2005.04.04
淡く小さくなったとはいえ、本体下にまだイオンテールがあることが判明

前回(4月1日晩)は春らしいモヤッとした空でしたが、4日晩は、春にしては透明度がよく、気温も低めだった
ので、ひょっとすると?と思い、撮影を敢行。

★撮影途中で画面右方向にダストテールの存在が分かりましたが、撮影後の処理段階で何とイオンテールが
 画面下方向に短くまだ写っていることが判明。
☆10cmEDガイド用屈折による眼視観察では、淡くなったとはいえ、はっきり彗星と分かるぼやっとしたコマの
 部分と暗い核が確認できました。


[データ]2005年4月4日22h14m-22h51m(露出9分×4枚コンポジット)
EOS Kiss_Digital(IRC除去機、ISO800、RAW)/ミカゲ製D=18cm,F4ライトシュミット
高橋NJP赤道儀+10cmED屈折(AGA-1)オートガイド/撮影地:自宅

各JPG画像をRegiStax3を用いて彗星頭部基準で加算平均合成。
Photoshopで色調レベル、トーンカーブ、トリミング、リサイズ等。